auやSoftBankユーザもdocomoIDの取得が可能に ドコモがiPhone対応アプリもリリース

ドコモ回線契約がないユーザでもdocomo IDの取得が可能になっているようです。

このIDを利用するサービスとして、昨年末に発表された「dゲーム」やiPhone向けに「ショッぷらっと」がリリースされており（本エントリ執筆時）、今後、自社回線ユーザの囲い込み戦略を超えたコンテンツ事業を本格的に展開させていくものと思われます。

ドコモユーザ以外がdocomo IDを取得するためには

ドコモ回線の利用契約がないユーザ向けの専用サイトがあります。

「docomo ID新規発行（ドコモの回線をお持ちでない方）」を選択します。

回線契約がないユーザのdocomo IDはメールアドレス（ドコモユーザはMy docomoから手続きします）になります。

上記のメールアドレスの他に予備メールアドレスが必須です。利用規約をよく読み理解した上で同意にチェックして登録します。

CAPTCHA認証として画像に表示されている文字、数字を入力すると仮登録が完了します。完了と同時にメインのメールアドレスに本登録に必要なURLが届きます。

本登録の案内メールが届きますので、指定されたURLにアクセスします。

仮登録時に入力したパスワードを入力して本登録完了です。

docomo IDでログインできるか確認する

本登録完了後に念のためログイン可能かどうか確認してみます。ログインするとメニューは「docomo IDを変更」「ユーザ情報の変更」「docomo IDの削除」が用意されています。

このサイトから利用できるのは登録したメールアドレス、パスワードの変更、docomo IDの削除という最低限の手続きのみです。なお、docomo IDを削除する際には、事前に本IDにて利用登録したサービスの退会、解約が必要になりますので注意が必要です。

大手ゲーム会社がコンテンツを提供する「dゲーム」とは

バンダイナムコ、コナミ、セガなどが提供し「名探偵コナン推理ゲーム for dゲーム」「プロ野球ドリームナイン」等のタイトルが用意されているようです。SoftBankやKDDIユーザがドコモユーザと一緒にプレイできるとか。

昨年12月の報道資料によればAndroidの他、iPhoneやiPadも対応機種となっています。利用にあたってはdocomo ID取得以外にも手続きが必要となっており、携帯電話番号を登録すると認証用番号が表示され、認証専用電話番号に電話を掛けて入力（自動応答）すると登録が完了します。有料コンテンツは「dゲーム」のみ利用できますが、日記のような無償提供機能は使うことが出来ました。

有料コンテンツはクレジットカードやWebMoneyで前払いによるチャージが必要で、年齢や月額上限などの制限があるようです。

スマートフォン向けアプリ「ショッぷらっと」とは

Android端末、iPhone向けアプリが、PlayストアやApp Storeにリリースされています。提携ショップへの来店やアプリ内ゲームによりポイント「star」を貯めて、商品券などの特典と交換するサービスで無料で利用できます。

docomo IDが必須ではありませんがフルに利用するためにはログインが必要です。

ショッぷらっと 1.00.00
カテゴリ: ライフスタイル
Google Playで詳細を見る

ショッぷらっと 1.01.01
カテゴリ: ライフスタイル
販売元: 株式会社NTTドコモ（サイズ: 8.3 MB）

新規登録や友達紹介でのポイント進呈キャンペーンが3月末までの期間限定で実施されているようです。

ドコモからiPhoneは出るのか？というニュースに絡めて

毎年のように出ては消える「ドコモからiPhoneが」という噂。Android端末を推すドコモの一人負けが続いていることからそれらしく真実味を帯び、先日もドコモの特殊バンドが技適通過したと話題になりました。

正直、今般「ショッぷらっと」がApp Storeにリリースされるまでドコモユーザ以外もdocomo IDの取得できるなんて知りませんでした。反射的にiPhone販売開始に向けての布石かとも邪推しましたが、いつも思うのはドコモからiPhoneが出たからと言って何かが劇的に良くなるわけでもないということ。

で、ドコモからiPhoneはいつ出るんですか？