あの帝国書院がApp Storeに地球儀アプリをリリース

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地図帳や地理系教科書の老舗出版社がApp Store向けに『i地球儀』アプリをリリースしています。帝国書院と聞いてなんだかものすごく懐かしい気持ちになりました。意味もなく地図帳を広げているだけで旅行しているかのように錯覚していたあの頃・・・

i地球儀 1.1.3
カテゴリ: 教育, 旅行
販売元: 帝国書院 – Teikoku-Shoin Co., Ltd.(サイズ: 67.4 MB)

アプリ自体はとってもシンプルな地球儀。起動するとドドーンと中央に地球儀が現れます。スクリーンショットはiPad miniですが、iPhoneにも対応したユニバーサルアプリです。

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画面にタッチしながらドラッグすると、地球儀を回転させることができます。リアル地球儀では難しいショットですが、南極大陸もご覧の通り真下から見ることができます。右上の磁石で真北に向くことができます。

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ピンチイン、ピンチアウトで拡大・縮小が自由自在です。

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右下の家のアイコンをタップするとメニューが表示されます。画面下中央の?マークがヘルプボタンとなっており、それぞれのボタンのガイドを表示します。

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画面をダブルタップすると国一覧が表示され、タップすると指定した国にジャンプします。キーボードから入力・検索することもできます。

Country search

地図は5種類用意されており、右側中央の地球儀のボタンで地図を切り替えます。以下の地図は山の高さ、海の深さ等がわかる「地勢図」です。国や都市名、主な山河などの名称の表記があるバージョンです。なお、このアプリには英語バージョンは用意されておりません。

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地勢図でも上記のような各名称がないバージョンです。山の隆起や海の深さ、地形がより鮮明にわかる地図です。

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これは国ごとに色分けした行政図。隣接国との色が異なるので国境が分かりやすくなっています。ちなみに尖閣諸島や竹島は小さすぎるためつぶれて見えない状態。

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地勢図同様に各国や都市などの名称がないバージョンの行政図です。

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夜の衛星写真です。

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地図切替ボタンの下にある日本列島のアイコンをタップすると、日本と同じ大きさ(面積)の影を表示するので、他国との面積比較を容易に行うことが出来ます。

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同様に日本と同じ緯度に青い影を固定するので、地球儀を回転することで日本の緯度から見た高低差を比較することができるようになります。

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画面下にあるQマークはクイズが出題されます。ジャンルは「国」「国旗」「写真」「地形」に分かれており、それぞれ20問程度用意されています。

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たとえば「国」を当てるクイズです。国名や首都、国旗をヒントとして答えの国を指でタップします。ギブアップしない限り何度誤っても構いません。

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「写真」から答えるクイズです。最初は簡単でも徐々にむずしくなります。

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クイズはこの他にも国旗だけで国を当てるゲームがあります。意外に国旗は知らないものなので当てるのが大変です。また、「地形」ジャンルはたとえば「世界最少の年平均降水量を記録した地点」のように、すっかりボケてしまった脳にはよい刺激になります。

地図はベクターベースにして欲しいとか、教科書出版のノウハウを活かしたコンテンツ作りに期待したいところです。

最近でこそ地図といえばGoogleマップなど便利なツールがありますが、当時は一番身近な地図が帝国書院の地図帳でした。あの頃の思い出に浸りたいオジサン、オバサンは是非お試しあれ。

i地球儀 1.1.3
カテゴリ: 教育, 旅行
販売元: 帝国書院 – Teikoku-Shoin Co., Ltd.(サイズ: 67.4 MB)