android-jelly-bean_1 Photo by diTii
iPhoneとAndroidの両方を使っているわたしは少数派(使用比率としてはiPhoneが8割程度)だと思いますが、Androidでもブログを書いたりアップ済みのエントリを修正したりしています。Androidユーザがどんなアプリを使ってどんなTipsを使ってブログを書いているのかあまり聞いたことがありませんので紹介してみたいと思います。
エントリのドラフトを保存する場所
iPhone、iPad、Android、Mac等いろんなデバイスからアクセスするのでDropboxを使っています。
ファイルを選択すると編集だけでなくHTMLビューもできます。
編集エディタ
高機能で軽快、そして無料(広告なし)なエディタ『Jota Text Editor』を使っています。カーソル位置に他のアプリから(インテント経由で)情報をどんどん追加していくことが出来ます。
カテゴリ: ツール
販売元: Aquamarine Networks.(サイズ: 690k)
評価:
(5,613件の評価)
HTMLビューで文字化けしないように先頭に文字コードを指定するようにしています。ちなみにIMEはMacもAndroidもATOKを使っています。変換精度や辞書登録、キーボードのカスタマイズなど老舗ならではの細やかな配慮が行き届いたアプリです。
Snippetを利用したHTMLコード展開ツール
残念ながらAndroidにはiOSやMacでは定番のTextExpanderや同様のアプリがありません。ATOKの定型文挿入機能を使います。事前に登録しておけばキーボードのファンクションキーからカンタンに挿入できます。
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: JustSystems Corporation(サイズ: 5.0M)
評価:
(6,301件の評価)
TextExpanderのようにスニペットで展開して”%I”の場所へカーソル移動という芸当はできませんが、Androidのキーボードには矢印キーがあるのでカーソル移動はさほど苦になりません。
画像の編集アプリ
iOSユーザにもおなじみの画像編集アプリと言えば『Skitch』ですが、iPhoneにはないスマートフォン版がAndroidにあります。加工した画像は、EvernoteだけではなくFlickrやPicasa等の画像サービスへの投稿、DropboxやGoogleドライブなどのクラウドストレージにも送信できます。
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: Evernote Corp.(サイズ: 1.5M)
評価:
(32,157件の評価)
Bookmarkletをフル活用
AppHtmlやPhotoHtmlといったブックマークレットはJavascriptで書かれていますからAndroidでも使うことができます。この例は、ChromeでFlickr画像を検索してFlickr2HTMLを使ったところです。
その他、ShareHtmlなども問題なく動きます。Bookmarkletメーカーで出力先にiOSアプリは指定できませんが、開くページによって”preview”もうまく動かないので”popup”を使っています。
残念ながらGoogle Playには公式APIが提供されていないのでAppHtmlのようなツールはありません。またAppStoreアプリを紹介する際に利用できるLinkShareのようなアフィリエイトプログラムのAndroid版はありません。
WordPressのブログ管理
投稿、更新、画像や動画のアップロードも可能なアプリ。自分の場合は投稿はMacのMarsEditがメインなのでエントリをアップ後に修正するときに多少使う程度です。AndroidにはWordPress以外にもBlogger、アメーバ等のブログサービスから専用アプリがリリースされています。
できることはiOS版とほぼ同じですが、アプリ内でダッシュボードにアクセス(ただしWebView)できること、下書きをアップロードせずにローカル保存できることでしょうか。エディタの機能としてはJotaに劣るので最初から最後までこのアプリで書くのはツライと思います。
ブログのコメント管理アプリ
Disqus Comment Systemを入れているのでiPhoneでもAndroidでもDisqusアプリを使っています。
Androidの強力な武器『インテント』
Androidではアプリ間の連携はOSレベルでサポートされているので別のアプリへ情報を渡すことはとても簡単です。正しいたとえかわかりませんが、iOSでいう”Open In”が自由に使えるような状態です。iPhoneでURLスキームを使ってアプリ同士を連携させるような手間はほとんど掛かりません。
Andrdoiアプリを紹介するための道具
GoogleはPlayストアの公式APIは提供していませんが、非公式ですがGoogleプロジェクトで有志によるJavaベースの非公式アプリがあります。ちょっと使ってみましたが使いづらさときたら・・・
android-market-api – Android Market for all developers ! – Google Project Hosting
同じフォルダに”androidmarketapi-0.6.jar”、”protobuf-java-2.2.0.jar”を入れてTerminalから実行します。検索条件にヒットしたアプリ情報を取得してきてくれますが、日本ストアや言語環境を修正する必要があるのでJavaのソースコードを弄らないとダメです。
最後に
iPhoneとAndroidの両方で書いていますが、どちらにも善し悪しあるのでどちらがという優劣はありません。ただ、Androidアプリの紹介記事を書くのは大変というのがちょっと残念な感じです。このあたりには思うところがありますが、また別の機会に書きたいと思います。