およそ3年遅れて製作を開始した『週刊マクラーレンホンダMP4/4』は、いよいよ最終盤を迎えました。完成の70号まであと5号分となりましたが、今回は第66号から第68号までの3号分を作業しました。
第66号を組み立てる(エレクトリックシステムパーツ)
ステアリングにインストルメントパネルのラベルを貼り付けます。デザインナイフで切り取り、刃の先で台紙から剥がして、その刃に付けたままステアリングの各ボタンの下にスライドさせます。RADIOとBOOSTというラベルを貼り付けたところです。
エレクトリックシステムパーツを組み立てます。パーツが6個に分かれています。
エンジンブロックとテレメーターユニットにワイヤーを通します。苦労して取り付けたフューエルホースの下をくぐらせます。ワイヤーの先端はオルタネーターベルトの手前で下に向けて奥側に立ち消えるように曲げます。
テレメーターユニットを準備します。ワイヤーを4本所定の長さにカットして瞬間接着剤で固定します。
CDIユニットにバッテリーケーブルを瞬間接着剤で取り付けます。
エレクトリックシステムパーツAにワイヤーを取り付けます。
最初に組み立てたエレクトリックシステムパーツにワイヤーを所定の長さでカットして取り付けます。たくさんのパイピングの準備があって先の作業が思いやられます。
第67号を組み立てる(インストルメントパネル)
カウルが付属してきました。そのため他の号よりも箱が左右に若干長めでした。
作業前のインストルメントパネルです。
作業を終えたインストルメントパネルです。ボタンやスイッチを取り付け、各スイッチのラベルを貼り付けました。この作業だけで1時間ほどかかりました。
わかりにくいですがメインボディのステアリングとシフトノブの中間くらいにある場所にブレーキバランスアジャスターを取り付けたところです。ラベルを貼り付けています。
第68号を組み立てる(エレクトリックシステム)
第67号で組み立てたインストルメントパネルにパイピングの準備をします。ワイヤーをコネクターでつなぎ合わせ、第66号で組み立てたエレクトリックシステムパーツAとラインラベルで所定の2箇所を結束します。
ワイヤーを用意しメインボディ右後方のスロットルケーブルブランケットの穴に差し込み、反対側の先端をコックピット内に入れます。
そのコックピット内のワイヤーをシートの切り欠き部分を通るようにくぐらせ、ラインラベルで4箇所を固定します。
またシートを外し、エレクトリックシステムパーツAをシートの下に位置する場所に固定します。ワイヤー2本はコックピット下部の前にある穴を通す必要がありますし、インストルメントパネルが付いていますので瞬間接着剤で所定の場所に固定するのは非常に面倒でした。
インストルメントパネルをメインボディに組み合わせたところ。説明書では接着剤で固定するよう指示されていますがはめ込むのにすらひと苦労でしたのでそのまま固定した状態。
エレクトリックシステムパーツから伸びるワイヤーはシートを入れて切り欠けの部分に這わせるように曲げます。
シートの背の部分から出た2本のワイヤーは4箇所をラインラベルで固定します。太いワイヤー(インストルメントパネルから伸びる方)はモノコックに沿って下方へ立ち消えにします。
CDIユニットを取り付けます。バッテリーケーブルに接続する方はコネクターに瞬間接着剤で固定します。
テレメーターユニットを取り付けたところ。差し込んだワイヤーはそれぞれラインラベルで結束しなければなりません。この狭い場所での作業は骨が折れました。
モノコックにエレクトリックシステムパーツBを固定します。
ここに来て細かい作業の連続と1号あたりの作業量が増えてきて非常に疲弊してしまいました・・・あと2号で本当に完成するのでしょうか。