既に化石とかしたような存在のGoogle初代リファレンス機であるNexus Oneは公式には最新OS4.1.1(Jelly Bean)へのアップデートは出来ません。しかし、世界のハッカーはそうはさせじと頑張ってどうにかこうにかインストール出来るようになったようです。
最後に触ったのはいつでしょうか・・・bootloader unlockした状態のNexus Oneからスタート。で、まず、のっけから。bootloaderをS-OFFする必要があるようです。HTC独特のアレです。
[S-OFF] BLACKROSE (Custom HBOOT) [2012.04.21] – xda-developers
MacBook Air(OS Lion 10.7.4)なので、blackrose_manual_120421.zipをダウンロードして解凍
Nexus Oneをfastbootモードに入れる。
ターミナルから実行。
# fastboot-m boot go35.lol
# fastboot-m flash hboot hboot_blackrose.nb0
# fastboot reboot-bootloader
これでCustom HbootになりS-OFFの状態になります。
次に、Jelly Beanを焼くためのCustom hbootが必要になります。
[DEV] Evervolv Jellybean preview 2 (7/19) – xda-developers
いやー、ホントに面倒。
# adb reboot bootloader
# fastboot-m flash hboot hboot_jellybean_260-8-168.nb0
# fastboot-m reboot-bootloader
これでHbootの準備は出来ました。
さて、いよいよJeally Beanを焼こうかと思ってリカバリーモードに入れたら、カスタムリカバリーが入ってなかった。ということでClockworkMod Recoveryを焼きます。
Nexus One: Full Update Guide – CyanogenMod Wiki
AR Recoveryもあるんですが、なんかClockworkModが好きです。最新は5.0.2にまで上がってるんですね。完全に浦島状態です。
# fastboot-m flash recovery recovery-clockwork-5.0.2.0-passion.img
ホントにこれで準備が完了。あとはリカバリーに入れてJBを焼くだけ。ストアなどのGoogle関係アプリはいつもどおり別途インストールする。
もっさりし過ぎて実用には耐えないかなと。でもこのサイズとトラックボールはやはり快適ですね。Androidにはこうした入力デバイスが欲しいのですが、そんな期待とは異なりむしろボタンがどんどんなくなる方へ。
肝心なROMはやはり不具合もあったりするのでカメラは起動しないとか他も諸々あるようです。ICS対応もまだな端末が多いので待ちきれない方は昔の端末を引っ張り出して気分だけでも味わえるかも。