ウェブサイトをそのまま残したいと思ったことはありませんか?いろいろな方法がありますが、手っ取り早くPDFにしてしまうアプリがあります。そこにアノテーション機能(PDFへハイライトやメモを付け)、EvernoteやDropbox等のクラウドサービスへの連携、メール送信もできるアプリです。ユニバーサルアプリなのでiPadの大画面でも利用できるのでとても便利です。
WEB To PDF 2.3.0
ユーティリティ
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基本動作1(ウェブサイトをPDFファイルへ)
見た感じは普通のブラウザです。アドレスバーにURLを入力する、ブックマークを使う、SafariからBookmarkletでこのアプリで開き直す方法があります。PDFにするには右下のCreate PDFをタップするだけです。かつとても高速です。PDFファイルが3ページ分になるサイトでわずか5秒程度です(iPhone4Sの場合)。
ウェブサイトによっては複数ページに分割されている場合がありますが、このアプリはAdd Pageをタップするだけで直前にPDF化したページに簡単に追加することができます。これはスゴい!
基本動作2(ページ編集)
左下のFileタブを選択して、作成したPDFファイルの一覧が表示されます。フォルダを作成することもできます。
Editボタンを押して余分なページを削除したり、並べ替えることができます。そのまま保存するか、Save Asで別ファイルに保存することも可能です。
基本動作3(外部連携)
PDFファイルの一覧のメニューから選択可能です。Open In…に対応していますのでEvernoteやGoodReader等へスムーズに連携できます。また、Dropboxへ保存したりメール送信することが簡単にできます。コピーや移動、名前の変更、削除もできます。
設定画面で可能なオプション
Optionsタブから設定できます。Start PageはブランクにしたいのでデフォのURLは削除しました。Fit web page to paper sizeはうまく機能しませんでした。ページのコンテンツがはみ出してしまい幅が収まりませんでした。
Dropbox AccountはDropboxアプリをインストールしておくと認証が簡単です。Open In…と異なり、このアプリ内でDropboxのフォルダに直接アクセス出来るようになります。Generate bookmark for SafariでSafariで開いているページをこのアプリで開き直すBookmarkletです。是非インストールしましょう。
アノテーション(ハイライト・ノート)
PDFファイルを開いて範囲選択すると、文字列をコピー、辞書ルックアップ、ハイライトが可能です。
ハイライトは上記の範囲選択からだけでなく、右上の矢印からメニューを出してHighlight textから付けることもできます。カラーは5色から選択できます。
ハイライトは、拡大鏡も出ますがページ自体を拡大してからの方が場所を狙いやすいです。ハイライト部分をタップするとメニューが表示され、カラー変更、ハイライトの解除、ノート、コピーが可能です。
色をオレンジに変更しました。
先ほどのハイライトを付けたメニューからNoteを使ってノートを付けます。PDFにはノートアイコンが表示されます。
アノテーション(フリーフォーム)
メニューからDrawを選択するとフリーでカキカキできます。
これを選択するとメニューが表示されます。Colorsがありますがカラー変更できませんでした。その他、ラインの太さ、透明度、移動、削除が可能です。すげぇー!
線の太さはこんなに豊富に選べます。
線の透明度を調節できます。
移動もできてしまいます。
ちょっと残念なのは、ハイライトやフリーフォームでUndoがないこと。ハイライトはClearするか、フリーフォームは選択してDelete等でカバーできますがUndoで一発で戻せるといいのになぁと。
URLスキーム
Bookmarkletがあることからも分かりますが、URLスキームがあります。パラメーターはURLを付けることが出来ます。
webtopdf://
もうひとつありますが、こちらは起動するだけでです。
db-3grz93eact5a9m4:
総評
閲覧中のウェブサイトをあっという間にPDFファイルへ、さらにそのファイルへ違うページも簡単にマージして追加できてしまう手軽さは病み付きになりそうです。DropboxやOpen In…経由ですがEvernoteへ渡せるのもとても魅力です。
オマケ程度とおもったのがアノテーション機能でしたがとても優秀でした。ハイライトやノート機能は十分実用に耐えられるかなと思いました。特に、iPadの大画面ならフリーフォームも威力を発揮しそうです。
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