[UPDATE1]iFileを使ってiPhoneのマルチタッチ・ジェスチャー機能を有効化する【JB必須】

iOS4.3でiPadに実装される予定だったマルチタッチ・ジェスチャー機能。GM版まではあったもののリリース版では見送られていました。iPadの大きなスクリーンだからこそ威力を発揮する機能ですが、はたしてiPhoneのスクリーンで4本指または5本指でジェスチャーするというのはどうでしょうか?やや無理があるような気はしますが、iOS4.3がJailBreak可能となったことでiPhoneでも有効化できるようになりました。今回は母艦なしにiFileのプロパティリストビュア機能で作業してみましたのでご紹介します。

詳しい設定方法はこちらで確認してください。いつもTwitterでお世話になっている@xxSANTAxxさんが詳細にまとめられています。
Tools 4 Hack – [iOS] iPhone マルチタッチジェスチャ & ミュートスイッチ機能変更を有効にする方法

20 Multitasking Gestures on Preference.app

普通はplistを母艦で編集し、iPhoneに書き戻します。最近はplistがバイナリーベースのため専用のエディタで作業が必要な場合がありますし、また権限設定の変更を忘れないように留意するなど割と面倒な作業になります。もしiFileだけで作業出来れば、このような手間が省けると思ってチャレンジしました。iFileのプロパティリストエディタでplistを編集したのは初めてでしたが、思ったより簡単でした。

マルチタッチ・ジェスチャー機能を有効化する
iFileでN90AP.plist(/System/Library/CoreServices/SpringBoard.app/)を開きます。作業の前にバックアップをとっておいてください。capabilitiesに進み、右下の「+」ボタンをタップしてitemを追加します。項目名は”multitasking-gestures”でタイプはBooleanとして作成しオンに設定し完了ボタンをタップします。

001 N90AP.plist - Adding item of multitasking-gestures

01 N90AP.plist Multitasking True

つぎに、com.apple.springboard.plist(/private/var/mobile/Library/Preferences/)を開き(作業の前にバックアップをとっておいてください)、右下の「+」ボタンをタップして”SBUseSystemGestures”というitemを追加します。タイプはBooleanとして作成し、オンに設定して完了ボタンをタップします。

002 com.apple.springboard.plist - Adding item of SBUseSystemGestures

03 com.apple.springboard.plist - SBUseSystemGestures True

最後に、General.plist(/Appications/Preferences.app/)の編集をします(作業の前にバックアップをとっておいてください)。開いてitemsに進みます。すると0〜29まで並んでいますので該当する番号をタップして目当ての項目を削除します。

11 General.plist - items list

まず19をタップします。idがMultitasking_Gesture_Groupという項目がありますので、これを左下の編集ボタンをタップして削除します。

04 General.plist - delete item19 Multitasking-Geusture-Group

05 General.plist - deleting item19 Multitasking-Gesture-Group

同様に20をタップし、idがMultitasking_Gesture_Switchの項目を削除します。

06 General.plist - delete item20 Multitasking-Gesture-Switch

07 General.plist - deleting item20 Multitasking-Gesture-Switch

これで作業は完了です。Respringして設定.app>一般を確認してみてください。マルチタスク用ジェスチャーという項目が追加されているはずです。これをオンにすると、タッチスクリーン上のジェスチャーで次のように動作します。

5本指でピンチイン・・・アプリを閉じてホーム画面に移動
4本指で上にスワイプ・・・AppSwitcherを出します
4本指で左右にスワイプ・・・アプリを切り替えます。右に行くほど古いアプリです。

本体の右横にあるスイッチ機能を有効化する
iPadの本体横の音量ボリューム調整スイッチの上部にあるスイッチと同様に、そのスイッチをローテーションロックにするか、ミュートに割り当てるかをユーザが設定・変更できるようになります。

iFileでGeneral.plist(/Applications/Preferences.app/)を開き、itemsに進みます。0〜29まで並んでいますので、16をタップし、idがRotation_Switch_Action_Groupであることを確認します。編集をタップし、”requiredCapabilities”を削除し、完了ボタンをタップします。

12 General.plist - deleting item16 rc of Rotation_Switch_Action_Group

13 General.plist - deleted item16 rc of Rotation_Switch_Action_Group

一旦、itemsに戻り、今度は17をタップし、idがLock_Rotation_Buttonであることを確認します。編集をタップして”requreidCapabilities”を削除し、完了ボタンをタップします。

13 General.plist - item17 rc of Lock_Rotation_Button

また、itemsに戻り、今度は18をタップし、idがMute_Buttonであることを確認します。編集をタップして”requiredCapabilities”を削除し、完了ボタンをタップします。

14 General.plist - delete item18 rc of Mute_Button

これで作業は完了です。Respringして設定.app>一般を確認しますと、本体横のスイッチ機能という項目に「画面の向きをロック」「消音」が表示されているはずです。iPhoneは消音スイッチとしてしか使えませんが、これを「画面の向きをロック」に設定することが可能になります。ただ、ローテーションロックのスイッチに設定した場合、ホームボタンのダブルタップでAppSwitcherを表示させて右にスワイプすると真っ黒のアイコンが・・・音声オン・オフは機能しますが対応するアイコンが表示されません。そのうちCydiaからパッチがリリースされるのかも。

21 No Mute Icon

2010年5月7日にiOS4.3.3のuntethered Jailbreakツールの一つであるredsn0w 0.9.6 rc15がリリースされ、iPhone4であればマルチタスク用ジェスチャー機能を有効化できるようになっていました。”Enable multitask gestures”を選択します。なお本体のサイドスイッチは対応していません。

enable-multitask-gesture-by-redsn0w096rc15

Update Information—
[UPDATE1 2010年5月7日] redsn0w 0.9.6rc15にて有効化可能になったことを追記

「[UPDATE1]iFileを使ってiPhoneのマルチタッチ・ジェスチャー機能を有効化する【JB必須】」への2件のフィードバック

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