コピーしたテキストをiPhoneやMac等のAppleデバイスで同期できるiPhone/iPadアプリが『CloudClip』です。基本的な使用方法はこちらで分かりやすく説明されています。
CloudClip 1.1.1
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Thinkbitz Software Studio(サイズ: 2.5 MB)
コピーしたテキストがURLの場合は、SafariやChromeで開く機能があるので、MacでURLを次々にクリップしておきiPhoneでまとめて開くこともできます。また、ちょっとしたメモ書きなどを転送したい時、わざわざメモ帳アプリやEvernote、Dropboxのようなストレージや他のクラウドサービスを使う必要はありません。
このCloudClipがアップデートし、クリップした内容をiCloud連携するかどうか自分で選択できるようになりました。さらに、URLスキームにも対応しました。
自動クリップのオン・オフ
オンにするとコピーしたテキストがクリップされたと同時にiCloud連携の対象になります。
オフだとクリップはされますが、左上のプラスボタンをタップするまでiCloud連携されません。パスワード等のセンシティブな情報が同期されるのは不安、特にMacやiPadなど家族と共用している場合はオフにしておくと良いでしょう。
ちょっとしたバグがあるようで、この状態でタップ&ホールドするとアプリがクラッシュします(開発元に報告済み)。[2013年2月23日追記]バージョン1.1.1で解消され、長押しでクリップ対象となるようになりました。
プラスボタンをタップしてiCloud連携の対象になると地球儀アイコンに変わります。
iCloud連携せずクリップから削除したい場合は左から右へスワイプすると削除アイコンが現れます。
URLスキームへの対応
アプリ起動のみと、(自動クリップがオフでも)クリップ内容をiCloud連携する2種類です。
(起動のみ)
cloudclip://
(クリップボードの内容をiCloud連携)
cloudclip://add/エンコードされたテキスト
Launch Center Proのようなランチャーアプリでクリップボードの内容を素早く他デバイスに転送したい場合に役立ちそうです。
自動クリップをオフにしている場合でも、クリップボードの内容が問題なければそのままiCloud同期してしまいたいところ。たとえば、MyScriptsで次のようなスクリプトを作って、MyShortcuts+Viewerの通知センターからMyScriptsを起動するような方法も考えられます。
“cloudclip://add/”+ENCTEXT;
さいごに
上述しましたがパスワードなど一律でクリップ内容がiCloud連携されてしまうのが気になってたので、今回は有難いアップデートでした。
Posted from するぷろ for iPhone.