昨年9月に発表されたechoシリーズのひとつがこの壁掛け時計『Echo Wall Clock』で、12月15日に予約販売が、12月23日に発送が開始されました。その価格は29.99ドル(約3,300円、執筆時点)で非常にお手頃。
Echo Wall Clockの仕組み
電源は単三電池4本ですが、Echoデバイス本体とのBluetooth接続が前提となっており単体では動作しません。スピーカーもないためアラーム音はEchoデバイス側に依存します。
開封
シンプルなパッケージ。
指で針を動かしちゃダメの表示。クイックスタートガイドが挟まっています。
単三電池が4本付属しています。
外観
遠目ではシンプルで無印良品の壁掛け時計を思わせるデザイン(25cm径)と質感ですが、近くで見ると、文字盤や針がむき出しでガラスなどで保護されていない状態で安っぽい。
裏側から見ると一層その印象が濃くなります。側は薄いので落としたら一発で壊れそう。
セットアップ
単三電池4本を入れ、青いボタンを押してペアリングモードにします。
Echoデバイス側で接続して完了。あとは普段通りタイマーをセットすると残り時間が文字盤のLEDで表示され、6時の上にある丸いLEDはペアリングや電池のステータスで通常は点灯しません。
時計としての動作
Echoデバイスのアラーム/タイマーと同期するほかは普通の壁掛け時計です。秒針はなく、分針は10秒単位で少しずつ進みます。針のカチカチ音はありません。
LEDはアラーム/タイマー用であり、それ以外で点灯することはなく、暗い部屋では文字盤が見えません。
米Amazonサイトでは電池が数日で消耗するとか、時刻がずれるというレビューもありますが今のところ(約1ヶ月)何事もありません。
アラームとタイマーの動作
アラームは、設定した時刻に文字盤の分インデックスLEDが全て点灯するアクション。音はEchoデバイス側のスピーカーから出ます。
タイマーは、設定時間が60分以下(1時間以上だと60分以下になった時点)は、時間(分)に応じて分インデックスがぐるりと点灯し、残りの時間(分)に応じてカウントダウン。残り60秒で1秒単位のカウントダウンに切り替わります(以下、動画参照)。
接続性の問題が報告され販売停止に
1月20日、米アマゾンから接続性の問題を抱えているユーザーの報告を受け販売を停止しています(執筆時点)。接続性が具体的に何を指しているのか不明ですが、米アマゾンは数週間のうちに販売再開する予定であるとしています。