ハードウェアキーボード付きの希少な存在となったBlackBerry Q10とその廉価モデルQ5の比較。
まず外装。廉価モデルのためかQ5はQ10に比べるとちょっと雑な感じ。
同梱品。まずはQ10から。後ほど触れますがQ10付属のヘッドフォンはかなりのスグレモノでした。
そしてQ5。バッテリーがありませんが、これは着脱不可のため。
ここでスペックのおさらい。Q5は廉価版なのでスペック的には見劣りします。
Q10 | Q5 | |
サイズ | 119.6 x 66.8 x 10.4mm | 120 x 66 x 10.8mm |
重さ | 139g | 120g |
ディスプレイ | Super AMOLED 3.1インチ(720×720) |
IPS LCD 3.1インチ(720×720) |
メモリ(RAM) | 2GB | 2GB |
ストレージ(内蔵) | 16GB | 8GB |
カードスロット | microSD 最大64GB | microSD 最大32GB |
データ通信 | GSM/HSDPA/LTE (CDMAモデルあり) |
GSM/HSDPA/LTE (CDMAモデルなし) |
SIM | Micro-SIM | Micro-SIM |
WLAN | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n デュアルバンド Wi-Fi hotspot |
Wi-Fi 802.11 b/g/n Wi-Fi hotspot |
カメラ | 8メガピクセル (3264 x 2448) |
5メガピクセル (2592х1944) |
ビデオ | 1080p, 30fps | 1080p, 30fps |
CPU | TI OMAP 4470 Dual-core 1.5 GHz Krait |
Qualcomm Snapdragon Dual-core 1.2 GHz |
バッテリー | 2100mAh (着脱可) |
2180mAh (着脱不可) |
手に馴染むのはQ5(左側)。Q10よりも軽く、エッジから背面にアールがついているので持ちやすい。iPhone 3G(S)のようなホールド感。
ボディ左側から。micro-USBポートとQ10(右側)にはHDMIポートがあります。
ボディ右側のメディア・コントロール部分。Q5はボディと同色のため見にくいですが、Q10と同様にボリュームアップ、ダウン、再生・停止ボタンがあります。Q5はボタンがセンシティブなので左手で持った時に人差し指や中指が触れてしまうと誤爆しがちな印象。
付属品のヘッドフォン。Q5(左側)は廉価版だけあって・・・Q10(右側)はきしめん型のケーブルで絡まりにくく、スタビライザ付きで装着感もよいし、音質も付属品とは思えない程。音にこだわりがあるわけでもないけど、付属品でここまでいいのは初めて。ただし操作はどちらも再生・停止ボタンのみ。
外見で目を引くのがキーボードの違い。Q5は各キーが隣接キーと離れているので同時に押してしまうことはなさそう。レイアウトやキーピッチは同じ。ただQ5のボタンは固いし、ポチポチと音がします。BBB9900と同じ感覚で打てるのはQ10で、キーピッチが広がっているのでとても打ちやすい。
BBB9900からなくなったのは、サイドキー、タッチパッド、受話・終話ボタン、メニューボタン、戻るボタン。これは残念過ぎる。特にタッチパッドは親指1本でスクロールさせたり、ピンポイントで範囲選択できたり、全面タッチパネルにはない快適さがあった。
それに受話・終話ボタンはガラケーのような安心感があった。スマートフォンって間違って電話掛けてしまうことがしばしばで、そんなとき一発で強制切断できる魔法の「終話ボタン」があるだけで安心できたのに。
あとはチラシの裏にでも書こうかと・・・