iOS7になってβがとれたSiriですが、設定アプリの各項目へのアクセスができるようになっています。たとえばSiriを起動して「画面の明るさを変えたい」と話しかけると画面明るさを変えるスライドバーを表示してくれます。
WIFIやBluetoothのオン・オフ
Siriに「WIFIをオフにする」「Bluetoothをオンにして」のように指示すれば以下のようにオン・オフを切り替えてくれます。
Siriの使用例
Siriを起動した際に右下に表示される?をタップすると使用例が表示され、その中にある「設定」で変更できるサンプルです。プライバシー設定やメール設定も開くことが可能になっていることが分かります。
以下のように対応していない項目もあり、VPNのオン・オフはできません。その他にもインターネット共有(テザリング)もSiriからは操作できませんでした。
Siriからサードパーティ製アプリを起動する
Siriは、サードパーティ製アプリ(アップルが提供する標準アプリ以外のアプリ)も起動してくれます。スクリーンショットがちょっと分かりにくいですが、Siriのコマンド受付画面に「大辞泉を起動する」が表示され、自動的に大辞泉アプリが起動します。インストールしているアプリが多く、ホーム画面を切り替えたり、フォルダの中を探すのが面倒な場合には役に立ちそうです。
Spotlight機能で呼び出す方法もありますが・・・
コントロールセンターの項目について
iOS7で登場したコントロールセンターは画面の下から上にスワイプするだけで瞬時に呼び出すことが出来ます。
コントロールセンターにある項目をわざわざホームボタンを長押ししてSiriを起動するかどうか・・・
設定アプリのURLスキームは使えない?
iOS5までは利用できたURLスキームですが、iOS6ではプライベートスキームに変わりSiri経由でのみ使用できました。iOS7では全く反応せずその方法も封じられているようです。
進化し続けるSiri
設定内容の確認や変更、サードパーティ製アプリが起動できるようになったほかこれまでのような単純なQAに留まらない進化をしてくれています。iOS7で生まれ変わったSiriが楽しみになってきました。