Kindle Paperwhite 3Gが届きましたのでレビューしてみます。いまさらですが、Kindle Paperwhiteの3GはドコモのFOMAプラスエリア、いわゆるプラチナバンドに対応しています。書籍の購入やデバイス間の同期などでは威力を発揮しますが、漫画コンテンツのような大きなファイルのダウンロードが非対応になってしまうなどその存在意義は結構疑わしいのですが、三度の飯より電波が好きなギークには3Gはどうしても必要なわけです。
拙ブログにて2代目Kindle(国内で購入できる初代)から紹介し続けてきましたが、Kindle Paperwhite 3G (2013モデル)においても隠しコマンドは健在です。ホーム画面の虫メガネのアイコンから検索エリアにセミコロンに続けて3桁の数字を打つだけです。
311 – 接続キャリアを変更する
一応、接続キャリアをソフトバンクに変更できます。繋がりませんけど。日本モデルは日本国内のドコモ網にしか繋がりませんので意味のないコマンドです。
411 – デバイス情報
デバイスのシリアル番号やソフトウェア・バージョン等の情報を表示します。あまり面白みがありません。
611 – モバイルデータ通信に関する接続情報
やっぱりコレ。3G通信情報が詳細に表示されます。BandとARFCNからもドコモのFOMAプラスエリアに繋がっていることが分かります。
一応分かりにくいですが3GのカバレッジについてAmazonが公表しているページがあります。
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711 – WIFIネットワーク接続に関する情報
WIFIネットワークへの接続状態について、ネットワーク名、IPアドレスや暗号化通信方式、シグナル強度を表示します。
ファースト・インプレッション
前モデルとの違いはバックカバーのAmazonの文字ぐらい。バックライトやページ送りのパフォーマンスが多少改善してますが劇的に何かが変わったわけでもありません。
買いか?と問われれば、昨年モデルを持っている方にはお勧めはできません。先日、来年第2四半期にはさらに進化したバージョンが出るようですし。
[sharepost url=”http://japanese.engadget.com/2013/11/25/kindle-paperwhite-2014-q2/”]
Kindleは軽い、見やすく長時間でも目が疲れにくい、コンテンツが豊富等々のメリットはあるものの、最大のメリットは必要最小限の機能であることです。そのため読書に集中できます。問題はハードウェアとして数あるスマートフォンやタブレットとどのように使い分けるのか。AndroidにもiOSにもKindleアプリが提供されていますし。
ただ、これからの時期はコートを羽織ります。大きめのポケットが付いています。これにKindleはぴったりのサイズです。スッポリと収まりますよ。
詳細なスペックやFAQはコチラがお勧めです。
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