Kindle Fire HDX専用のORIGAMI型カバーを使ってみたけど・・・

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予想以上のKindle Fire HDX 8.9インチに気をよくして、一気に専用のORIGAMIカバーを注文しました。カバーやケースは純正派です。Amazonの純正はなかなかハズレが多いですが今回もちょっとアレな感じがしてなりませんけど、せっかくなのでレビューいたします。

Amazon公式サイトによりますと、純正ORIGAMIカバーは次のような特長(概要)があります。

  • 縦向きにも横向きにもに立てられるのでハンズフリーで楽しめます
  • Kindle Fire HDXのスピーカー音を反射させ、豊かなドルビーデジタルプラスサウンド
  • カバーを閉じると自動的にスリープ、開くとスリープから解除
  • 内側のマイクロファイバーが液晶画面を保護しきれいに保ちます

いつもどおり外装は素っ気ない。第一印象は「重い」です。それもそのはず本体が374gに対してこのカバーだけで308gあります。

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カバーを引き出すとインストラクションが入っています。

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インストラクションを広げるとORIGAMIの折り込み方法とカメラを起動させるためにスライドの仕方が図解されています。

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カバーを広げたところ。左側はディスプレーを保護するためにクロスファイバー素材になっています。

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カバーを閉じたところ。この溝が折り目になっています。

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ハードスイッチの電源ボタン部分。カバー装着時でも全く問題ありません。

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こちらのボリュームボタンも問題ありません。

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本体を装着してみました。これが以外というか今までにないタイプで、完全にマグネットだけで本体とカバーが固定されます。スライドさせたり、上からハメ込み式を想定していました。道理で重要感があるわけです。マグネットの磁力はかんり強力です。もちろんケースはmicro USBポート部分を邪魔しないように調整されてあります。

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こちらは反対側から。横から見ると下側から上に斜めになっており、何かに引っかけたり、ハメ込み式に固定でないことがおわかりいただけると思います。

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どれだけ磁石が強力かというと、このとおり、持ち上げてつるしても落ちません。マグネットだけで本体とカバーがくっついています。

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そのため、開いた状態で完全に折り曲げれば、そのまま後ろで磁力でくっつきますのでカバーがプラ〜ンとすることもありません。

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そして、上にスライドさせると、カメラが起動するようになっています。マグネットで強力に固定されていますので、上で紹介したインストラクションの要領で両手で下から上にスライドさせます。これも不思議な感覚でどこかに引っかかりがあるわけでもなくマグネットで固定されている割にスムーズにスライドできます。

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開閉時には自動で電源がオン・オフします。

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横向きで立てたところを後ろから見るとこんな感じになります。折り方に最初は戸惑うと思います。スタンドの角度を変えられないというのはマイナスな点でしょうね。

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縦向きで立てたところです。

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それから、音についてですが、スピーカーの位置が先代HD8.9から変更され、本体のかなり上側に付いていまして、このカバーもセットで考えての設計なのかと気付かされました。カバーを装着すると本体との間に隙間が生じています。これはスピーカーの音を反射させるためのものです。

印象に強く残ってしまうのは、とにかく重いこと。374gしかない本体に308gのケースを付けるので総重量は682gです。iPad初代とほぼ同じ重さ。ほんとに持った感じはそっくりです。全面マグネットで覆われたカバーなのでしょうがないのですが。磁力が強いので磁気カードなどに影響しないか不安になるほど。

純正のフィット感や本革の質感、立てた時の安定感などはありますが、一方でスタンドの角度が調節できない点や重量を考慮すると、本体の出来が非常に良かっただけにちょっと残念な感じがします。