放射線量を計測するカード – RAD Triage

先日、購入した線量計にオマケとして付属していたのがこの放射線量測定カード『RAD Triage』です。

RAD Triage

中央の帯の部分がセンサーとなっていて放射線の総量に応じて模様が変化するというもの。20mSv(ミリシーベルト)、50mSv・・・10,000mSvまで計測できるようです。使用期限が発行から最長1年またはFIT Indicatorの変色するまでですから計測できるのは最長でも1年間の線量になります。

全国放射能情報 – NAVER
文部科学省が作成した放射線に関する調査結果の情報を提供しています。

目盛り幅のざっくり具合からよほど高い線量に晒される地域や場所で使用する目的なのかもと思ったり。年間50mSv(=50,000μSv)は「放射能業務従事者及び防災に係わる警察・消防従事者に認められている上限」ですから。現在計測されている放射線量は福島の一部地域を除いては年間1,000μSv程度の水準のためこのカードでは目盛りの幅は大き過ぎると思います。

線量計は高価になりますし、かといって計測の仕方を間違えると正しい結果が得られないこともあります。このカード型なら安価でどこかに貼り付けておくだけですから設定などの煩雑さはなく手軽かもしれません。