Googleのレファレンス機として発売された8.9インチタブレットPCがNexus9です。個人的に贔屓にしているHTCが手がけており、最新OSであるAndroid 5.0 (Lollipop)を搭載していることから購入。Androidタブレット久しぶりだし。
パッケージはとってもシンプル。大きく9の文字が。帯にはNexusとHTCの文字が見えます。
ご対面。
同梱物。スタートガイド、HTCロゴ入りのACアダプター、USBケーブル。
本体を保護しているフィルムを外します。前面には上下に配置されたデュアルスピーカー。メタルフレームの仕上げはNexus7にはない上質感です。
電源ボタンに触らずディスプレイをトントンとダブルタップでスリープ解除できるようになっています。HTC One M8やHTL23だとさらにダブルタップでスリープに戻したり、スリープ状態から一気にロック解除とか可能です(モーションジェスチャー機能)。
背面はマット調。指紋が付きにくく滑りにくいです。控えめなHTCロゴがあります。ここに技適マークはありませんが設定画面の規制情報から確認することができます。
カメラは800万画素。出っ張ってますが背面はエッジ側に向かってアールが付いているのでiPhone6のように邪魔になることはありません。
セットアップを済ませたあとのホーム画面。純正アプリも含めてマテリアルデザインに統一されてます。検索バーにあるとおり「Ok Google」と声をかけるだけで音声入力できます。「明日は傘が必要?」とか話しかけてみてください。
最新OSであるLollipopの特長の一つ。ロック画面の通知です。iOSに慣れていると新鮮味はありませんが。
先日マイナーアップデートがありビルド番号は LRX21R になっています。
プロセッサは64 ビット NVIDIA Tegra K1 Dual Denver(2.3 GHz)。RAMは2GB。久しぶりにベンチマークアプリを使ってみた。いいのか悪いのかよく分かりません・・・
iPad Air 2と比較すると
9.7インチのiPad Air 2の方が大きいしCellular版は444グラムに対してNexus 9はWIFI版で425グラムなのにNexus 9の方が重たく感じる。厚さがNexus 9は7.95mmであることが影響しているのかも。iPad Air 2は6.1mmしかない。
価格ではNexus 9は32GBで49,570円(税込)、iPad Air 2 16GBは58,104円(税込)。容量の違いはあるものの、Nexus 7のような割安感はなくなってしまいました。
Nexus 9はモッサリ?
前評判とは違ってモッサリと感じてしまう。ホーム画面に戻る際に壁紙がブラックアウトすることがあったり、アプリ間移動でのトランジションアニメーションが緩慢に感じてしまう。
Nexus 6において、ストレージの暗号化によって、ストレージの読み書き速度がベンチマークアプリレベルで大幅に低下するとの報告もあり、これがNexus9でも起るのかもしれません。
先日マイナーアップデートしたら改善したような気がするけど。
最新OSのAndroid 5.0 Lollipop
以前、購入したAndroidタブレットはHoneycombでした。この時はハードもOSも使い物にならずの状態。Nexus 9は格段に使いやすくなってはいます。まだほとんど触れていないので新OSを楽しもうかと。