Kindle文鎮化したと思ったらバッテリーあがりだった件

今日、Kindleが文鎮化した!と思ったらバッテリーが干上がっていてほっとしたという経験があったのでその備忘録。通常はディスプレイにCritical Batteryとバッテリーがなくなったことを知らせるメッセージが表示されるはずだが、今日はそれがなく強制リセットしても何の反応もない状態で通常のHOME画面のまま固まっていた。

IMG_0014

すかさずシリアルコンソール接続、しても反応がない!えぇーっと。USB接続してみるとログが流れ始めてホッとひと安心。

=== BATTERY IS CRITICALLY LOW – DEFERRING BOOT ===
Charge: 0%
[Critical Battery Lock-out Menu]
1. Skip
R. reboot

rebootを選択するがまた同じメニューが出てリブートされない。

Chargeレベルが1%に上がると次のメッセージへ進むことができた。このあたりでいつものCritical Batteryの表示に切り替わった。E-Inkはこの辺がややこしいなー。通常はバッテリー残量がなくなればこの表示に切り替わるはずだけれど、何かしらの原因でこの画像表示に移行できない場合は直前状態が残ったままだから。

=== BATTERY HAS SUFFICIENT CHARGE (1%) ===

それでもバッテリーレベルが低くてブートできないと出る。

system: I S50battcheck:def:running
Thu Jan 1 00:08:43 1970 INFO:battery voltage: 3484 mV
Thu Jan 1 00:08:44 1970 INFO:battery charge: 1%
system: I S50battcheck:def:current voltage = 3496mV
Thu Jan 1 00:08:46 1970 INFO:battery charge: 1%
Thu Jan 1 00:08:46 1970 INFO:battery voltage: 3463 mV
Thu Jan 1 00:08:46 1970 INFO:battery current: 292 mA
system: I S50battcheck:def:gasgauge capacity=1% volts=3463 mV current=292 mA
system: W S50battcheck:def:battery low. Not booting
・・・
・・・
system: I S50battcheck:def:gasgauge capacity=4% volts=3692 mV current=393 mA
system: I S50battcheck:def:battery sufficient, booting to normal runlevel

これ何%まで充電されたらリブートしてくれるのだろうかと思っていたら、あっけなく4%になったらノーマルブートしてくれた。5〜10分程度の待ち時間。ログをみると日付も完全にリセットされたようだが、リブート後には正しい時間に戻っていた。ちょっと心臓に悪い出来事だった。

文鎮化した思ったら、バッテリー残量がなくなってるなんていうオチもあるので、慌てずUSB接続して様子をみることも大事ということですね。

<参考サイト>
Bricked Knidle to Recover – nuke – attack with nuclear weapons –