Mr. Readerがアップデートされ、いくつかの重要な機能が追加されました。そのうちの一つがJavascript対応です。これによりブラウザに登録されている既存のブックマークレットを貼り付けるだけでアプリ内で実行できるようになりました。このアプリからShareHtmlを使うと @donpy さんが多くのエントリを紹介してくださるようなまとめ系記事に活用できると思います。
Mr. Reader 1.11.2
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ブラウザに登録済みのShareHtmlブックマークレットをコピーする
ブラウザからブックマークを呼び出し「javascript:〜」の部分を全てコピーします。編集は不要です。
ブックマークレットをMr. Readerに登録する
アプリのSettingsパネルを開き、ServicesメニューからBookmarkletを選択し、コピーした内容をそのままJavaScriptに貼り付けます。編集は不要です。Sharing Menu Visibilityはオンにしておきます。
Mr. ReaderからブックマークレットShareHtmlを実行してみる
フィード一覧から記事を選択し、閲覧モードをWebに移します。
メニューボタンから追加したブックマークレットを選択します。このとき表示しているページのテキストを選択してておくとShareHtml予約語の${postselect}に反映できます。
ShareHtml予約語の${memo}に反映可能なダイアログボックスが表示されます。
指定したエディタにHTMLコードを出力することができました。
上記の方法は、Web閲覧モードに移さないと実行できませんが、登録の手間がかからないことや、ブラウザと同じように使える、ブックマークレットを実行するためにブラウザで開き直す手間を省ける、などの利点があると思います。
テキスト引用やコメント不要というブロガーの方は、次の方法により、Web閲覧モードに移さず記事やフィード一覧からHTMLコードを指定エディタに渡すことができるようになります。ただし登録がちょっと手間なので中上級者向けです。
URL Scheme Templateの登録
SettingsパネルのService>Other App>Add Other AppからURL Scheme Templateに登録します。Text Selection Menuはオンにしておくとテキスト引用も可能になります。
ShareHtmlのHTMLテンプレートを予約語付きで用意します。ブックマークレットのfmtパラメーターのエンコードをURLエンコード・デコードフォームのようなツールでデコードしてもよいと思います。
Mr. ReaderはTemplate作成のための予約語を用意しています(Mr. Reader – Supported 3rd party Apps)のでキーボード拡張を使って置き換えます。ShareHtmlとの対応は次のとおりです。
ShareHtml | Mr. Reader | |
記事URL | ${posturl} | [URL] |
記事タイトル | ${posttitle} | [TITLE]と[SOURCE] |
範囲指定 | ${postselect} | [TEXT-SELECTED] |
コメント | ${memo} | エディタ連携後に直接入力 |
著作者 | なし | [AUTHOR] ※設定されている場合表示 |
HTMLコードをエンコードするために{ }で囲います。その前にTextforceやDraftPad等のエディタのURLスキームを付けて完成です。サンプルを以下に示します。なお、Templateの最後はエディタにも反映されますので改行しておくことをお勧めします。
textforce://file?path=/blog.html&method=write&after=quick_look&text={<div class=”shareHtmlFrame”><a class=”shareTitle” href=”[URL]” target=”_blank”>[TITLE] | [SOURCE]</a> <a href=”http://b.hatena.ne.jp/entry/[URL]” target=”_blank”><img class=”shareHatena” style=”border:none” src=”http://b.hatena.ne.jp/entry/image/[URL]” alt=”” /></a><br><span style=”line-height:12pt;color: #808080;font-size:85%”>[URL]<br>[TEXT-SELECTED]</span><br style=”clear:both;” /></div><br>}
登録したURL Scheme Templateを使ってみる
上記のブックマークレット(JavaScript版)と異なり、記事閲覧画面やフィード一覧からでも必要な情報を取り出せます。
シェアメニューから登録したShareHtml Textforceを選ぶだけです。
また、閲覧モードがWeb以外のRSS、Instapaper等のモードでもテキストを選択すると表示されるMore ActionsからShareHtml Textforceを実行することが可能です。
おすすめはどっち?
JavaScripts版は既存ブックマークレットのコピペで手軽ですがWebモードに限定されてしまうので手間はかかりますがURL Scheme Templateにチャレンジしてはいかがでしょうか。ちなみに、自作テンプレートは登録画面にあるSendボタンで自分宛にメールを送っておくとバックアップになりますので便利です。
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