HTC Desire SIMロックフリー版で黒SIMのMMSを利用できるようにしたのでその備忘録。Android初心者なのでroot化が前提の作業で不安を抱えながらだったけど、なんとかできた。iPhoneのJailbreakのように紹介サイトがすくなくこの手順があってるかわからないけど忘れるといけないのでその記録を残しておく。
HTC Desireが自分のメインになれない理由のひとつに「MMSが利用できないこと」があったので、これで利用する頻度が増えそう。
注意喚起情報
HTC Desire SIMロックフリー版のためSoftBankから発売されたX06HTとは異なります。
参考サイト
root化:24/May r5 – HTC Desire rooting guide – now with HBOOT 0.80 and OS to 1.21 support
MMS導入:HTC Desire(X06HT)で Softbank MMS対応する方法 Mms.apkの差し替え
準備する
Android SDK
root化したHTC Desire本体(参考サイト)
Mms.apk(参考サイト)
始める
- 母艦にDisk driveモードで接続し、Yokin’s Studioさんのサイトからダウンロードした”Mms.apk.jakeMod3″をSDカードにコピー。
- USB debuggingモードにする。Settings>Applications>DevelopmentからON/OFFできる。
- 電源OFFして、戻るボタンを押しながら電源ON。
- “BOOTLADER”を選択した後のメニューで”RECOVERY”を選択する。ここで本体が再起動し、赤い三角形のマークが画面中央に表示された状態になる。
- Terminalからroot化する際にダウンロードしたZIPファイルに含まれる”recovery-mac.sh”(Winマシンなら多分”recovery-windows.bat”)を実行しSystem Recoveryモードに入る。
Android system recoveryに入ったところ - TerminalでAndroid SDKのtoolsディレクトリに移動し”./adb shell”を実行。root化されていればプロンプトは”#”になっているはず。
- そのまま以下のコマンドを実行。
# mount /sdcard/
# mount /system/
# cp /sdcard/Mms.apk.jakeMod3 /system/app/mms.apk
# cd /system/app
# rm Mms.odex
# reboot - HTC DesireのMessagingを起動するとビジュアルが変わっているはず。menuボタンからSettingsに入り”Custome User-Agent”で”iPhone(3.0)”を選択。
- HTC Desire本体のMMSに関する設定を以下のとおりにする。Settings>Wireless&networks>Mobile networks>Access Point Namesを選択して、APN設定がされていない状態であれば、menuボタンからNew APNで新規作成する。
APN: smile.world
Username: いつものやつ
Password: いつものやつ
MMSC: http://mms/
MMS proxy: smilemms.softbank.ne.jp
MMS port: 8080
APN type: default,supl,mms (ブランクでもいいかも)
参考スクリーンショット
TOPに表示した画像はMessagingを起動したところ。送受信した相手が一覧で表示され、名前の脇に括弧内に送受信合計件数が表示されるほか、最後に送信または受信した時間、タイトル名が表示される。画像は連絡先に登録されているものが使用される。以下、メッセージの作成画面と相手とのやりとりをスレッド表示したところ。
動作環境
HTC Desire SIMロックフリー版(root化済み)FW2.1-update1
MacBook(MB404J/A) Mac OS X 10.6.3
「[UPDATE1]HTC Desireで黒SIMのMMSができた」への1件のフィードバック
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> 工人舎SC3さんのHPでSB版の絵文字入力アプリも公開してますよ。かなり便利です。
コメントいただきありがとうございます。
すごい情報盛り沢山のサイトですね。今後いろいろと参考にさせていただきます。DesireでもFroyo入るんですね。。。スゴイ。
http://whitesc3.blog7.fc2.com/blog-entry-247.html