DeliciousHtmlWebというまとめ系エントリー支援ツールはご存じでしょうか?最近、ブックマークレットFocusHtml NEOを契機にまとめ系エントリが花盛り。わたしは、自分でRSSフィードを登録する手間もなくなりますし、ブロガーの方がいろいろとコメントを付けてくれますのでとても参考になるのでもっぱら拝見させていただいている側におります。
@toshiya240 さんが作られたDeliciousHtmlWebは、WebベースなのでBookmarkletの登録が不要です。また、Deliciousに登録したサイトとコメント、タグによるカテゴリ分類も簡単にできてしまうとても高機能な支援ツールです。
Happy-Go-Lucky: [iPhone][MarsEdit] 今週末は Dpub だから DeliciousHtml を Webアプリにした
Happy-Go-Lucky: [DeliciousHtml] Delicious のタグの処理見直しとカテゴリ分けのルール
どういうツールなのか
Deliciousサービスを使います。DeliciousHtmlWebは、Deliciousに登録したサイト、コメント、タグを収集してhtmlを生成し、DraftPadへ流し込みます。あとはエントリにするだけです。え?これだけ?簡単すぎでしょ(笑)
Deliciousは使ったことなかったのでアカウント登録から始めましたが、わずか10分足らずでhtml生成出来ちゃいました。
Deliciousとは
外国産アプリ等には必ずと言っていいほど実装されている外部サービスで、気になっていたので使ってみました。
説明を読んでみるとDeliciousとは「米国版はてなブックマーク」でしょうか。登録したサイトにコメントやタグを付けて管理するほか、他のユーザと共有できます。また、Twitterと連動するとRTやFavを自動で取り込んだり、過去のRTやFavも一気にインポートしたりできます。
Delicious.com – Discover Yourself!
Deliciousは日本ではメジャーなサービスではありませんので、割り切って、まとめエントリを作るためにTwitterや他のサービス等とは切り離して特化して使うという考え方もありかと思います。
Deliciousへのサイト登録方法
Delicious公式ページで照会されているBookmarklet、ブログ等に付いているシェアボタンを使えます。しかし、わたしのおすすめはSylfeedです。
Sylfeed 2.3.4
ニュース, ソーシャルネットワーキング
App Storeで詳細を見る
Sylfeedで唯一未使用であった外部サービスがDeliciousでした。ここでもSylfeedのリーダー機能だけじゃないすさまじい破壊力を思い知るのでした。
サイトをSylfeedで開きます。
シェアメニューを出します。
Sylfeedはマルチポストが可能です。Deliciousに登録する際に、タグを付けたり、同時にTwitterにもツイートしたり、はてなブックマークへ登録することができます。
DeliciousってすごいイケてないのはタグがWebじゃないと付けられないことです。だってiOS版の公式アプリすらないとか、考えられません・・・しかし!なんとSylfeedを使うとこれ全部まとめてできちゃいます。
Webで見るとこんな感じで登録されます。
DeliciousHtmlWebを使ってみよう
WebベースなのでBookmarkletの登録は不要です。以下のサイトにアクセスします。
DeliciousHtmlWeb
Mac/PCからでもiPhone、iPadからでも操作可能です。
IDを入力し、Avatarを設定します。わたしはSylfeedから登録する際にマルチポストでTwitterへツイートすることを想定しているので、AvatarにはTwitterプロファイルの画像を使うことにしました。Macからtwitter.comへアクセスしてプロフィールからURLを確認します。
次に日付を指定します。終了日は省略可能です。いかにもiPhoneらしい画面で簡単入力ですね。IDとAvatarはキャッシュされますので次回からの入力は不要です。
これでGet Bookmarkをタップします。すると、あらら、あっという間にWebベースのプレビュー画面になっちゃいましたよ。左上の「閉じる」で前画面に戻ることが出来ます。
一番最後まで進むとInsert to DraftPadがありますので、実行するとDraftPadにhtmlコードが流し込まれます。あとは、するぷろ for iPhone等でエントリを登録するだけです。なんて簡単なのでしょうか!
あっという間に以下のようなページができあがりました。
DeliciousHtmlWebで作ったページのサンプル
2012-06-24 の気になった記事は 5 件です。
Blogger’s Tips
はてブ→twitter→Delicious連携させて、『DeliciousHtml』を使う方法 – じゅん1のposterous
こちらのエントリがきっかけでDeliciousHtmlの存在とその手軽さを知りました。
Happy-Go-Lucky: [DeliciousHtml] Delicious のタグの処理見直しとカテゴリ分けのルール
カ、カテゴリ分類までできちゃいますか!恐ろしやDeliciousHtmlWeb。スゴイ!
Happy-Go-Lucky: [iPhone][MarsEdit] 今週末は Dpub だから DeliciousHtml を Webアプリにした
まとめ系ツール花盛り。ツイートの書式とか影響ないので簡単にできそう。
その他
@donpy 通信【423号:20120624版】〜 Dpub 5 御礼
お疲れ様でした〜
ふぉるてしんぶんだい1ごう。(2012/06/17-2012/06/23) | Feelingplace
装いあらたに
上記のサンプルで気がつかれましたでしょうか?登録したサイト毎にカテゴリ分類も出来てしまいます。上記の例は”Blogger’s Tips”という分類を作りました。これはタグ付けの仕方で可能なんです。
カテゴリー分類するタグがある場合はカテゴリ分類がオンになり、タグ付けしない登録サイトは「その他」へ分類されます。そして、カテゴリの指定タグが全くない場合は分類はなしになります。
いやー、スゴいなDeliciousHtmlWebは・・・簡単な上にここまで出来ちゃいますか。
SylfeedはRSSリーダー機能だけじゃない
過去のエントリでまとめましたのでご参考まで。Safariで開いているサイトをSylfeedで開き直すとDeliciousだけではなく他の外部サービスと連動できるほか、タグ付けも可能です。
リーダー機能だけじゃない! Sylfeedの意外な使い方 あらゆるサイトでEvernoteの範囲選択クリップや投稿機能を使い倒す
MyScriptsを使ってURLコピーからSylfeedで開くスクリプトも紹介しています。Touch Icon Creatorを使うとこんなボタンを作ってSylfeedをブラウザのごとく使えるようになってとても便利です。
Delicisouは専用アプリもありませんし、入力系がとても貧弱です。これを解消してくれるのがSylfeedですが、SylfeedからシングルポストでDeliciousを使う場合、鍵マークでロックすると他ユーザとの共有をしないプライベートモードになります。こうしておくとことでDeliciousHtmlの収集対象から外すことができます。ちなみに右側の”4People”とは他に4人のユーザが登録しているサイトということを表しています。
DeliciousHtmlWebの存在を知るキッカケ
きっかけはコチラのエントリ。
はてブ→twitter→Delicious連携させて、『DeliciousHtml』を使う方法 – じゅん1のposterous
エントリをまとめてくださった @jun1log さんから以下のような回答をいただけました。ありがとうございました。
@hondamarlboro DeliciousHtmlだと、セパレート文字列を設定したり、ツイート形式を変更するといった事をせずに、まとめサイトのhtmlが作れちゃいますよ。お試し下さい。
— じゅんろぐ(DPUB5初参戦しました)さん (@jun1log) 6月 23, 2012