[UPDATE2]特定のTwitterクライアントアプリが使えなくなったらしい話

昨日の深夜から今朝にかけてTwitterクライアントアプリが使えなくなった、というツイートを幾つか見ました。気になって調べると、Twitter側が特定アプリからのログインを制限していることがわかりました。

説明を読むとUberTwitterとtwidroydというアプリで、その理由はTwitterのポリシー違反ということらしい。従来からクライアントアプリの凍結は行っているらしく、今回は利用者数の多いアプリということもあり、これまでと違ってユーザにも情報共有してくれている様子。

Twitter Help Center : UberTwitter や twidroyd にてログインできない

◆公式ページからの日本語訳抜粋◆
Twitter のポリシー違反のために、UberTwitter と twidroyd を凍結したことをお知らせいたします。
日々、私たちはポリシー違反のためにアプリケーションの凍結を行っています。一般的に、このようなアプリケーションはユーザー数が少ない場合が多いです。今回、私たちは今までとは異なる手順を踏み、このようにユーザーのみなさまに情報を共有しています。それは、本日の凍結は過去に比べて遥かに多くのユーザーに影響を与えるからです。

twidroyd はAndroid対応アプリではかなりメジャーです。ÜberTwitterは聞いたことがありません(Black Berryでは有名?)がAppStoreにあったのでちょっと試しにダウンロード(無料)してみたところ、確かに両アプリともログインできない状態になっていました。

Nexus Oneでtwidroydを起動
twidroyd-sending-failure

iPhoneでÜberTwitterを起動したところ
ubertwittet-openning

ubertwitter-login-failure

どんなポリシー違反があったのか気になりますが、ÜberTwitterはまずアプリ名に”Twitter”の文字が入っています。これは商標上の問題があるはずですが、Twitter側が名称変更を求めてアプリ名が変わったのはかなり前の話ですからこれが理由とも思えません。むしろまだ残っていたのが不思議・・・

この記事を書いている間にÜberTwitterはAppStoreから削除されていました。今回はこの2つでしたが、Twitter,incに変更権があるポリシーに違反したとして突然お気に入りのクライアントアプリが使えなくなると困りますよね。こういう問題も起こりうるのか、と思った土曜日の朝でした。

Updated on February 21, 2010
本日、UberTwitterが名称をUberSocialに改め、TwitdroydとともにTwitter側の了承を得て凍結が解除となったようです。凍結理由がいまだに釈然としませんが、Twitter側の広告に関する収益事業を阻害する可能性のある機能があったのかもしれません。乱暴にも見えますが、根幹を揺るがす事態に発展しかねないとの判断がなされれば人気の高いアプリに対しても断固たる措置を講じるという意思表示のようにも見えます。

ちなみに、Android Marketではすでに修正済みTwitdroydがアップされており使用可能ですが、App StoreにはまだUberSocialがリリースされていない(審査待ち?)ようです。
UberSocial (fka ÜberTwitter) – http://support.ubersocial.com/home

Updated on February 22, 2010
本日、iPhone用のTwitterクライアントアプリであるTwittelator Proについてアップデートがあり気になる記述がありました。「Twitterの規約に違反した長いダイレクトメッセージのTwitLongerの利用を中止」と明記されています。

初めて知ったのですが140文字を超えてつぶやくことが可能な”TwitLonger” – http://www.twitlonger.com/about はオフィシャルのツールではなくサードパーティベンダーがTwitter APIを使用して提供しているサービスのようです。

つまり、当事者間だけのメッセージであるはずが、140文字を超えてTwitLongerを利用してしまうとTwitLongerサイトに公開されてしまうことになります。ダイレクトメッセージはプライバシーに関わる情報の伝達に使用する場合があるため、これが意図せずに公開されてしまうとユーザ側が混乱してしまいますし、非常に大きな問題です。この点についてのTwitter側の指摘はもっともな気がします。Twitter側も凍結理由をユーザにも分かりやすく公表してくれれば良かったのにと思いますが。

さらに、気になったのはUberSocialはまだ審査中でApp Storeにリリースされてないにもかかわらず、Twittelatorが適正化版をリリースできたのはなぜなのかと。推測に過ぎませんが、先週に起きた特定アプリのログイン凍結の前に、各開発元には適正化の要請がなされていたのかもしれません。

Twitter側から受けた指摘は3点あったとされており、商標の問題、ダイレクトメッセージのプライバシーの問題は分かりました。あとはアフィリエイト関係の問題が何を指しているのかイマイチわかりません。

Update Information—
[UPDATE1 2010/2/21]凍結解除について追記
[UPDATE2 2010/2/22]Twittelator Proのアップデートで分かったことを追記