こんなBluetoothステレオヘッドフォンが欲しかった!と思わせてくれたのが昨日(5月24日)国内発売されたばかりのJayBird BlueBuds X Bluetoothヘッドフォンです。
実は海外では既に発売になっていたのだけど、日本ではフォーカルポイントが代理店契約を締結してようやく発売になったもの。Amazonで予約しておいたものが今朝届いたのでそのクイックレビューです。
特長
- ボックスレスなのでカバンから出す、付ける、外す、しまう、がスマート。そして軽いので疲れにくい。
- 米特許イヤークッションでしっかり固定。耳のカタチで苦労する自分にピッタリ
- 防汗仕様でこれからの季節、特にオヤジにはありがたい
- iOSならバッテリー残量がステータスバーに表示される
- 電源オンオフやペアリング時に音声でお知らせする親切設計
- 汗が原因の故障は無期限保証!?
購入
冒頭の通り海外からの並行輸入品はぼったくりの値段を提示している場合があるのでご注意を。Amazon.co.jpなら【日本正規代理店品】という表示が目印。ミッドナイトブラックとストームホワイトの2色あり、今回購入したのはブラックの方。
予約時は¥18,800だったけど発送時の価格は¥16,800となったようで¥2,000返金の案内メールが届いた。ちなみにApple Storeでは¥18,800のまま(5月25日時点)。
開封
値段だけあって高級感のある外装。気付きにくいけど米トライアスロン協会のオフィシャルトレーニングヘッドフォンにも認定されていることを示すプリントが。防汗仕様に加え特許(米国)を取得しているイヤークッションはスポーツ時も外れにくい点が評価されているのかも。
同梱物。日英ユーザガイドとクーポンコード(防汗技術を提供しているLIQUIPEL社製品を購入する場合に使用)。ヘッドフォンと中央にごっついケースが・・・
ケースの中身。充電用のmicro USBケーブル。S/M/Lサイズのイヤーチップとイヤークッション。ヘッドフォンのケーブルをまとめるコードクリップ。
外観
右側のイヤフォンのJayBirdロゴのキャップを引き上げると充電用micro USB端子が現れる。
リモコン。上からボリューム(+)、マイク、電源・再生、ボリューム(ー)。今まで使ってきたBluetoothタイプのコントローラーと違うボタンコマンドなので最初は戸惑うかも。たとえば、曲送りや曲戻しはセンターボタンを二度押しが一般的なような気がするけど、この機種はボリューム(+)または(ー)の長押しで行う。電源オン・オフは真ん中ボタンの長押し。
コードはきしめんタイプ。何か書いてあると思ったら各国の認証情報。日本の技適マークも。
イヤークッションを取り付けたところ。スポーツ時に威力を発揮するようだけど、自分の場合は耳のかたちがおかしいのかこのタイプのヘッドフォンは耳からポロッと落ちてしまうので通常時も必須。耳の上から装着するオーバーイヤースタイルの場合は逆に取り付ける。
コードクリップでケーブルのたるみを調整。それぞれ3つスロットがあるので、まず2つのスロットに通して調整し、最後に3つめのスロットで固定。
たぶん使わないけどケースに入れてみたところ。
iOS機器のステータスバーに表示されるバッテリー残量
Jawbone製品も同じようにBluetooth機器のバッテリー残量が表示される。便利なのにSonyとはaudio-technica製は対応していないのかな。
AndroidやBlackBerryでもペアリング可能だけどこの残量表示は出ません。
操作方法
電源オフの状態でセンターボタン4秒押すとペアリングモードとなりますが、電源オンの状態では以下の通り動作します。
ボタン | 押す | 1秒押す | 4秒押す |
ボリューム(+) | 音量+ | 曲送り | – |
センターボタン | 再生/受話 | 電源オン/終話 | 電源オフ |
ボリューム(-) | 音量ダウン | 曲戻し | – |
この他に、センターボタン2度押しが「リダイヤル」、ボリューム(+)と(-)の同時に長押しで切断して「ペアリングモード」に入るなどのコマンドがあります。
iPhoneならSiriも使える
iPhone5でセンターボタン2秒押ししたところSiriが起動しました。
Androidの音声入力
HTC j butterflyでは2秒押ししても何も起きませんでした。音声入力は問題ありません。
BlackBerry Bold 9900のボイスコマンド起動
センターボタン2秒押しするとボイスコマンドを起動できました。
音声ガイド
ペアリング時、接続時、電源オンオフ時の音声ガイド。状態を音声で知らせてくれるので何気に便利。
ペアリング開始時:Searching for your music device
Bluetooth接続時:Headphones connected
デバイス切替時:Connection switched
電源オン:Power on
電源オフ:Power off
バッテリー減少時:Battery low(その後15〜20分程度で完全に切れた)
複数のデバイスとのペアリング
同時に複数デバイスに接続には出来ませんが(マルチポイント非対応)、8種類のデバイスとのペアリング情報を記憶できます。9種類目のデバイスとペアリングすると最も古いペアリング情報が削除されます。
電源オン時に直前に接続されたデバイスに接続時ますが、使用デバイスを切り替えたい場合は、接続したいデバイスのBluetoothの接続デバイスリストからBlueBuds Xを選択します。切替時には音声案内されます。
保証
なんと「汗による故障は無期限保証」とな!以下のサイトから登録しましょう。
http://jaybirdgear.com/intheclubnow
レシートNoを入力せよと言われ、Live Chatヘルプで聞いてみたところバーコードの下の番号だった。完了メールが来たので登録出来たっぽい。
ファーストインプレッション
装着感
これまで同タイプのSony XBA-BT75やPlantronics GackBeat GO、ちょっと違うけどMotorola S10HDに比べて断然いい。アンダーイヤースタイルでもケーブルが適度にたるむのでシャツに引っかかってイヤフォンのポジションがずれたりしないし、イヤークッションでしっかり固定されるので首を強めに振っても全くブレない。
音質
音は個人差があるのでご注意を。まだ買ったばかりで慣らしが必要だけど、思ったより全然低音がドンドンなってる。BackBeat GOとは比べものにならないくらいイイ。
スポーツ時
イヤークッションの効果テキメン。コードクリップでたるまないように調節、iPod nanoとペアリングしてジョギングで使ってみたけど全く問題なし。
ちょっと値が張るけど、自分のように同じタイプのBluetoothヘッドフォンを探し求めてた人にはピッタリかも。こちらのサイトも参考にどうぞ。
主な仕様
- Bluetooth V2.1 + EDR
- プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP
- 連続再生時間は最長8時間
- コードの長さ540mm
- 重量は約13g
- 独自SBCコーデックShift™を採用(Bluetooth接続でありがちなパケットロスをなくし高級有線イヤフォンに近い音質を実現)