BlackBerry OS10でAndroidアプリを動かす方法

BlackBerry Q10

BlackBerry OS10ではAndroidアプリが動くらしい。タブレットのPlayBookや全面タッチパネルのスマートフォンZ10だけではなく、QWERTY物理キーボード付のQ10についても同様。

詳しくはコチラに書いてあります。

Simplified Tutorial To Run/Install Android 2.3.3 Apps On BlackBerry 10 (Windows/Mac) | BlackBerry Empire
http://blackberryempire.com/simplified-tutorial-to-runinstall-android-2.3.3-apps-on-blackberry-10-windowsmac/

Macでの操作方法について補足しておきます。Java JREがインストールしてあることが必要です。以前まではAndroid SDKもインストールが必要でしたが、今はツールにバンドルされたようです。

まず、BlackBerryの開発プログラムにDebug Tokenの発行を申請します。1時間程度で必要なファイルが登録時のメールアドレスに添付ファイルで送られてきます(バックアップとっておきます)。PINはSettings>About>Hardwareで確認できます。

BlackBerry Code Signing Keys
https://www.blackberry.com/SignedKeys/codesigning.html

Apk2BarMAC.dmgをダウンロード。”Debugtoken request”をディレクトリごと、”Apk2Bar Converter”アプリをデスクトップへコピーし、BlackBerry開発プログラムから送られてきたCSJファイル2つを”Debugtoken request”にコピーします。

Q10をMacに接続。Settings>Security and Privacy>Development Modeをオンにします。Development Modeはパスワードを未設定の場合は設定を求められます。

Terminalから”Debugtoken request”に移動して、コマンドラインから $ sh register.sh を実行し、求められるまま入力(PINの英字は小文字で)。すると”debugtoken.bar”というファイルができます。これが自分の端末に紐づけられた証明書です。これをQ10へアップロードすると、Development ModeのDebug TokenがInstalledになり有効期限が表示されます(インストールから1ヶ月)。

Using debug tokens – HTML5/WebWorks for BB OS, BB10 and PlayBook – BlackBerry Developer
https://developer.blackberry.com/html5/documentation/runnning_unsigned_apps_using_a_debug_token_1866987_11.html

インストでは”Drag debugtoken.bar here”というショートカットに先ほど生成したdebugtoken.barをコピーすることになっているけど、マウント先になってしまっててうまく移せなかったので、Apk2Bar Converterの「パッケージの内容を表示」からContents>Resourcesの中にdebugtoken.barを手動でコピーしてやる。

これで準備完了。apkからbarに変換したファイルはdebugtoken.barで認証するので自分の端末でしか動かない(はず)。

と思ったらオンラインでもそういうサイトがあるようで。debugtokenも不要みたいなのでどういう仕組みなのか・・・