HTC J butterfly(HTL23)の開封とファーストインプレッション

BlinkFeed

HTC J butterfly、HTC J Oneにつづくau KDDI向けHTC端末の第3弾となるHTC J butterfly HTL23が8月29日発売となりました。昨日、auショップで初代butterfly(HTL21)から機種交換してきました。

この端末に入れ込んでいる理由はグローバル版フラグシップモデルのHTC One M8の出来がいいから。この辺の比較はまた別途。ということで開封とちょっと使って見た感想などを。

開封と外観

パッケージはHTC Oneから国内向けのHTC J Oneとも大差なく。

HTL23 Package

外装をスライドさせてパコーンとご対面。この箱が結構開けずらかったり。今回はホワイト。その他にはインディゴブルーとルージュがあるけど、どちらもプラスチック光沢で手垢付きそうだった。ホワイトはマット仕上げの梨地。他の2色より多少滑りやすいかも。

HTL23 package

同梱品。本体、取説、TVアンテナケーブル、JBLイヤフォン(試供品)とケース。USBケーブルくらい付けてよって前回も思ったけど今回も付いてない。JBLイヤフォンのオレンジはHTC限定色。

Included Items

電源オン。正面から。上下にデュアルステレオスピーカー。音はスマートフォンとは思えない重低音が効いた迫力の音。ディスプレーは約5.0インチSuper LCD3。解像度は1920×1080のフルHD。

Front

右側面。nano SIMカードスロット。そうえいば今回からSIMカードがnanoサイズになってる。その下に音量ボリュームを調整する + と − ボタンが独立で硬めに。iPhone4/5みたいな感じ。これは嬉しい。初代butterfly(HTL21)もその後の機種も+−が一体型ボタンで誤爆することが多かったし。

Right Side

左側面。miscrSDメモリカードスロット。最大128GBまで対応。

Left Side

端末下部。ヘッドフォンジャックとmicroUSB端子。その左側のちいさな穴はマイク。むき出しですけど防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)。

Front Bottom

端末上部。赤外線ポートと電源ボタン。電源ボタンが上にあると指を伸ばすのが大変なわけですが、HTC Sense 6.0からモーションランチャーという画面オフでもスクリーンのジェスチャーで解除オフにしたりする機能が追加されたので、これまでのように「押しにくい」場所にあることの不満は減りそう。

Top

フロント上部。右から小さい穴が通知LEDランプ、近接光センサー、正面カメラ。サブカメラなのに500万画素もあります(国内初)。

Front Upper

こちらがデュオカメラ。上が奥行きを測るデプスカメラ、下にある大きいレンズの方がメインカメラ(1,300万画素)。左側にあるのがLEDフラッシュ、右にあるちいさい穴はセカンドマイク。通話相手が聞き取りやすいようにノイズを抑制してくれるらしい。HTCロゴの下にあるのがおサイフケータイのリーダー・ライター部分。

Back Upper

バックパネルは取り外し不可なのでバッテリーも取り外しできない。ちなみにバッテリー容量は2,700mAhと大容量化。使い方にもよるけど朝フル充電であれば1日中問題ないレベル。

下の部分に内蔵アンテナが収納されている。目立たないけどauロゴとJBLロゴ。

Back2

SIMトレイと反対側のmicroSDメモリカードスロットはツメで開けられる。M8がどちらもイジェクトピンが必要なのとは対照的だけど、防水・防塵対応だけにしっかり密閉しているので結構開けにくい。。。

Back1

OSとホーム画面

OSはカタログスペックだと4.4ですがほぼ最新のAndroid4.4.2が入っています。HTC Senseは最新版の6.0です。

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ホーム画面。BlinkFeedがホームに設定されていないので時計がない状態。BlinkFeedはHTC Senseのウリのひとつ。RSSやSNSをひとつのフィードに集約できます。でも記事共有からはてブできないのはM8と同じ。。。

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その右隣りがホーム画面のホーム。

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さらにもう1画面。

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初代butterflyとのスペック比較

HTC J butterfly(HTL21)
サイズ 143 x 71 x 9.2 mm
重さ 140グラム
画面 約5.0インチ super LCD 3 フルHD 1080×1920

HTC J butterfly(HTL23)
サイズ 145×70×10 mm
重さ 156グラム
画面 約5.0インチ super LCD 3 フルHD 1080×1920

ちょっと触った感想

持った感じはちょっと掌と指の腹にゴツゴツあたる感じ。初代butterflyより厚みが増したうえに側面から背面にかけてはもう少しなめらかに作ってもらいたかった。角張って掌にあたる、iPhone4/5のような感触。HTC J One(HTL22)よりはマシ。

重さについての感じ方はそれまでどんな機種を使っていたかによると思うけど、初代butterflyを使っていれば、さすがにカタログスペックで17グラムも増えてるし、掌にあたる感触からはズシリと重量感があるかも。逆にHTC J Oneならわずかな差だが3グラム減って、HTC J Oneのようなメタルの手に力強く当たる感触とは違うのでカタログ以上に軽くなったと感じると思う。

Androidだとヌルサクという表現を見かけるけど、既にそういう時代は脱しているので・・・これくらいのモデルになれば当たり前。

モーションランチャーは、押しにくい電源ボタンに触れる機会が劇的に減るのでありがたい機能。また、この機種からホームボタンなどのナビゲーションボタンがソフトウェアキーに変更され、初代butterflyの位置から1cmくらい上になった。初代butterflyの場合、ボタンが下過ぎて押しにくかったのでこれも嬉しい変更。HTC J Oneに至ってはホームボタンの位置が中央になかったしね・・・

HTC J Oneで気になっていた長時間持っていると熱をもつというのも今のところは見られない症状。

付属品のJBLハイパフォーマンスインイヤーヘッドフォンは試供品なのでメーカー保証対象外だとか。JBL LiveStageはイヤフォン装着時のみ有効。確かに有効にすると奥行きが一気に広がる感じになる。

グローバル版フラグシップモデルのHTC One M8にはない国内向け機能が盛り沢山なわりに、重さは157グラムに抑えられているし、メタルボディのような質感はないが、女性ユーザも意識するという意味ではいい仕上がりになっていると思う。

あとはカメラの画素数。グローバル版は相変わらずUltraPixel画像処理の400万画素のカメラ。これカタログスペックで伝わりにくいし、2代目butterfly(HTL23)はその辺もデュオカメラのコンセプトはそのままに変えてきた。HTC J Oneの失敗をきっちりと活かしたのかなと。

ファーストインプレッションではHTC史上最高の端末。これから使い込むのが楽しみ。

auショップでの手続き

量販店などでは不要なオプションの抱き合わせ販売がうっとうしいのでショップで手続きすることに。てきぱきと説明してくれる店員だったけど35分程度要した。久しぶりにキャリア端末買ったけどMNPや新規契約なら1時間以上かかるんだろうし面倒すぎる。

先日、au KDDIから10,000円の割引券が届いたのでそれを使って一括代金から割り引き。他にはauスマートパス、通話定額24、音楽等のコンテンツてんこもりサービス6点盛り(解約自由)で5,000円割引と8GBのmicroSDカード付きを勧められたけど丁重にお断り。

au Walletを勧められた。名前はアルファベットで13文字以内じゃないと印字できないとか・・・ポイント管理程度に作ることに。