Nexus 9 の純正キーボード付ケースが国内でも販売になりました。『HTC Nexus 9 用 キーボード folio case JP』は家電量販店、Amazonで販売されています。
購入
ビックカメラの店員さんによると「アップル以外の純正品は数がさばけないので製造数量自体が少なく店舗への入荷は少数。初期ロットがなくなれば予約になるので次回入荷は不明」らしい。
店頭で運良く最後のひとつをゲット。Playストアはまだ「近日発売」のままだし、Amazonでも「1〜2ヶ月後発送」の在庫切れの様子。
開封
パッケージはNexus 9本体と同じようなデザイン。左上には 9 が型押ししてあります。
同梱品。スタートガイドはなくちょっとしたイラストがあるのみ。保証書が見当たらない気がする。
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 321.5 x 228 x 5.0mm |
重さ | 344g |
カラー | ブラックレザー |
通信方式 | Bluetooth 4.0(NFC 対応) |
キーストローク | 1.4 mm |
カバー
本当にレザーなのかな。アップルのiPad Air 2用Smart Caseと比べると安っぽい。マグネットが入っていてNexus 9本体背面を装着。
microUSBポート。充電時に使用。1回2時間の使用だとフル充電で最大5ヶ月間使用可能らしい。
LEDインジケータとスイッチ。
蓋の開閉でスリープとその解除が可能。
カバーのたたみ方でNexus9本体の傾きを2段階調整することが可能。数字キー上部にはマグネットが仕込まれていて端末側面をしっかり固定するのでズレたりすることはありません。
ちょっとびっくりですがNexus9本体裏面にカメラがありますが、カバーにはその穴がありません。つまりカバーを装着した状態ではカメラによる撮影ができません。
キーボード
NFCでBluetoothのペアリングが可能。Nexus 9本体をキーボード上部のところに当てると認識されるので「はい」を選択。
ナビゲーションキーのショートカットキーが用意されている。もっといろんなショートカットがあるので試しているところ。
ファーストインプレッション
重い。Nexus9本体が425gあり、キーボード付ケースが344gなので合計769gもある。厚みもカバーを装着した状態だと16.3mmになる。キーボード付ケースなのでやむを得ないのでしょうけど。
キーボードは日本語配列なのに、Google日本語入力だとソフトウェア側はUS配列の認識をしてしまうので数字キーや右側の記号キーはキートップ表示どおりの文字が入力されません。既出のバグなのでしょうか。
純正カバーなのにカメラホールがありません。キーボード付カバーつけたまま撮影することもないと思いますがちょっとどうなのでしょうか。
それから価格。HTC純正ということで購入してみたものの15,876円(税込)は高くないですかね・・・
肝心の入力作業で使ってみての印象はなかなかよいです。iPad miniサイズのキーボードは窮屈で打ちにくかったですが、Nexus9サイズだとその窮屈さは感じません。自分はこれくらいがギリギリのサイズ。
自分はApple Wireless Keyboardの感触が好み。それよりはキーストロークが少し深い。ただボタンは硬くないので特に違和感はありません。逆に硬い方が好みの方にはソフト過ぎると思います。
このエントリはNexus9からDraftというアプリで書いています。割と長文になっていますが苦にならずに入力できています。長めのエントリだとiPad Air 2やMacBook Proで書いていますが、これぐらい入力作業がスムーズならNexus9でもありかもしれません。