Kindle US & International Wireless の使用レポート(筐体編)

Kindle US & Internatinal Wireless は米アマゾンでしか購入できないため、店頭で手に取って試用してから購入することができない。今回は購入する際に重要なポイントとなるボディサイズや付属ボタン類、ディスプレー等を含めたデザインについて紹介する。

筐体正面

ボディーサイズは、高さ203.2mm × 幅134.6mm × 厚さ9.1mm 、重さ289gで、箱から取り出した瞬間はコンパクトな大きさと軽さで持ち運びしやすそうだなという印象を受けたが、同時にディスプレーはやや小さめなので読書用途として少し不安になった。

ディスプレーの大きさは6インチ(解像度600×800、16階調グレースケール)で、高さ122mm × 幅91mmであり、普通の文庫本(高さ15.2cm×幅10.5cm)と比較するとやはり小さい。ただし、文字表示部分の大きさの比較であって、文字の視認性や情報量という観点ではない。

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下の写真は裏側。下側6分の5程度はシャンパンゴールドのアルミ素材で高級感が漂う。下部の左右にはテキストの読み上げ機能などを使用する際のスピーカーがついている。

筐体裏側

次にボタン類。ボディ左側に位置している”PREV PAGE“、”NEXT PAGE” ボタン。文字通り1ページ前に戻ったり、ページ送りさせる基本操作となるボタン。おそらく、誤動作防止のためと思われるが、ボタンの外側ではなく内側の方に力をいれてカチッと押し込む感じで押さなければならない。

筐体正面(左)

次にボディ右側に真ん中に位置している “HOME“、”NEXT PAGE” ボタン。HOME はどの画面からでもトップメニューに戻ることができるボタン。トップメニューにはデバイスのストレージに格納されたコンテンツと自分がKindle Storeで購入したStore内のアカウントで管理されるアーカイブリストが表示される。NEXE PREV については左側のボタンと同じくページ送り。押し方のコツは左側と同じく、内側よりの場所をカチッと押し込む必要がある。

筐体正面(右中央)

同じくボディ右側の下にある “MENU“、”BACK“ボタンとスティック型の “5-WAY CONTROLLER” ボタン。MENUは、Kindle Storeにアクセスしたり、指定ページへ移動、コンテンツ内の検索、ブックマークの追加・削除などのアクションメニューを呼び出すボタン。BACKはひとつ前の操作に戻ることが可能。5-WAY CONTROLLERは、前後左右+クリックで5つの操作で、スクリーン上のカーソルを移動、複数単語を選択したり、クリックすることでアクションを決定することができる。

筐体正面(右下)

そして正面下部に配置されているキーボード。検索機能やノート機能など使用する際に入力デバイスとして使用する。見慣れないキーとしては “AA“、”SYM” がある。AA はコンテンツ表示中のスクリーン上のフォントサイズ、1行の文字数、テキスト読み上げ機能のON/OFFをこのキーで切り替えることができる。SYMはテキスト入力で記号を入力したい場合の呼び出しボタンである。キーボードはQWERTY配列なのでキーを探す心配はない。誤操作防止と思うが、しっかりと押し込むように押さないと反応しない。

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筐体右側面のボリュームコントローラー。上が+、下がーとなっているが、スクリーン上には音量の大きさが表示されないので、現在の音量がどの程度なのかを確認することができない。

筐体側面(右)

筐体上部。パワースイッチとイヤフォンジャック。電源ON/OFFはパワースイッチをスライドさる。

筐体上部

筐体下部。バッテリーチャージのインジケーターとUSB/電源ポート。バッテリーの充電は付属のケーブルで行い、チャージ中はオレンジに点灯し、充電が完了するとグリーンに点灯する。充電する場合は専用アダプターを使用する。


筐体下部

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