Kindle 2のSIMをiPhone3GSに挿してみた

iPhone3GSのJailbreakにより保証対象外となるとともに文鎮化するリスクを伴います。
同様にKindle 2 Int’l版を分解することで保証対象外となり文鎮化するリスクを伴います。

Kindle 2 Int’l版はキャリアとの契約なしに世界中で3G回線を使用することができる。米AT&Tの国際データローミングサービスにより実現しているものと思われるが、事実関係は米Amazonや米AT&Tが公表しておらずはっきりしていない。いまのところKindle 2 Int’l版は、Kindle Store関連の一部サービスを除き、通信料の負担なくウェブブラウジングが出来ている。

このことから「もしかしてアンロックしたiPhoneにKindle 2 Int’l版のSIMを挿せば、通信料かからずデータ通信可能になるかも?」という素人考えから勢いでやってみたので、備忘録として記録しておく。結論から言うと、SIMを挿しただけではダメだった。

まず、iPhone3GSのSIMロックを解除する。自分はOS3.1.2からBlackra1n RC3でJailbreakしてあったiPhone3GS(new bootrom前のロット)に、CydiaからBlacksn0w RC1をインストールした。2009年11月4日にリリースされた当時もインストールしたがWiFiをつかまなくなるなど動作が非常に不安定なため外した経緯があったが、今回ばかりはこれがないと先に進まない。SIMロックが解除されたことを確認するため(前回も成功しているが)、docomo SIMを挿したところ正しく認識され、通話もできた。

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次にKindle 2 Int’l版の分解にかかる。裏面の上側のプラスティック部分中央、”amazonkindle”のロゴの上あたりを押して上にスライドさせ、少し隙間ができたところにマイナスドライバーを差し込んで一気に上に開けた。

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次にステンレス部分のカバーを外す。上の写真で筐体両側に白いプラスティックとシャンパンゴールドのステンレスカバーを固定するネジが見える。これを外し、ステンレスカバーを下に少しずらし、上に引き上げると下の写真のように、バッテリー、モデム、SIMが白いプラスティックのカバーの間から見えてくる。


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SIMを固定している部分にはシールで封がされており、綺麗に剥がすのに自信がなかったので、白いプラスティックのカバーも外すことにした。今思えば、そんなことをせずにシールをペリッと剥がして、固定している留め具を引き上げれば、SIMは簡単に取り外せたのに、と。すべてのケースを外すと下のような写真。シールを剥がして、SIMを固定している留め具をunlock側に少しスライドさせると、留め具が上に跳ね上がってSIMがお目見えする。

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SIMには何を意味するのかは分からないが数字20桁の番号が印字されている。Oberthur社のロゴが印字されている。海外ではメジャーなのか?どういう会社なのかはよくわからない。これを大事に取り出して、iPhoneのソフトバンクのSIMを抜き取り、Kindle 2 Int’l版のSIMを挿し込んでみる。

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ネットワークには”SoftBank”、キャリアには”AT&T”と表示されている。回線の表示がされていない。iPhoneのステータスバーにはアンテナはたっているが、3Gの表示がない。設定からデータローミングをONにすれば3G表示されるものの、通話もデータ通信もできない状態である。Android Dev Phone1で電話番号が確認されたとの情報もあるが、iPhoneでは電話番号の表示を確認できなかった。いまのところSIMを挿し込むだけでは無理というまでが自分の理解出来る範囲。