日本通信がサービスを開始した”talking b-microSIMプラチナサービス“のSIMカードが届きました。優先リザーブ登録していたので一般受付開始の前の8月29日に完了、9月3日には商品発送案内メールがありました。開封してちょっと気になったことがありましたのでまとめておきます。
開封してmicro SIMを取り出そうとすると「あれ?ドコモなの??」と思ってしまいました。日本通信はMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信)事業者としてドコモ網を使用してはいますが、ドコモではないのに”docomo”や”FOMA”の印字がしてあり違和感がありました。
カードの裏面にはb-mobileヘルプデスクと当該SIMカードの電話番号のシールが貼ってあります。ヘルプデスクのシールの裏側にはなにやら透けて見えるものがあったのではがしてみたところドコモのインフォメーションセンターのフリーダイヤルまで印字されていました。twitterで教えていただきましたが日本通信の他のSIMカードも同じですし、Googleで検索してみたところ別のMVNO事業者も同様ですからこれがMVNOのスタイルなのかもしれません。初めてのMVNO事業者のSIMカードに戸惑ってしまいました。
裏面の右下には「mini FOMAカード」の表記があります。おそらくドコモにおけるmicro SIMカードの呼称なのでしょう。MVNO事業者とドコモ間のSIMカード製造や供給に関する契約内容は知る由もありませんが、通常サイズならドコモは既存端末に使用しているSIMカードを供給すれば済みます。
では、micro SIMカードに関してはどうでしょうか?現時点でドコモにはmicro SIMカード対応端末がないはずですから、ドコモは新規に製造して日本通信に供給しなければなりません。しかし、ドコモがわざわざMVNO事業者のためだけに新規に製造するでしょうか?しかも、docomoやFOMAのロゴや、インフォメーションセンターの問合せ先まで印字したカードホルダーです。ちょっと考え難いですね。
「【チラ裏】ドコモもmicro SIMを準備中なの?日本通信のtalking b-microSIMから思ったこと」への3件のフィードバック
コメントは受け付けていません。
こんにちは、いつも情報参考にさせていただいています。
ドコモの端末も今後はminiSIMが採用されていく、という意味じゃないんでしょうか…?
konさん、コメントありがとうございます。大変励みになります。
最後の締め方にはご指摘のとおりかなという意味も込めさせていただいたつもりです。また、今年の4月末にNTTドコモの山田社長が会見でiPadがSIMロックフリーならばドコモも提供したいような発言をしていましたので、当時既に準備に取りかかっていて、今回、日本通信がそこにうまく乗ったのかなと妄想したりしています。
通りすがりのKoenigと申します。
週間ダイヤモンドのHPで、このような記事が出てますので、妄想ではないようです。
http://diamond.jp/articles/-/9204