注文して香港から2日で届きました。ソニーエリクソンから発売された(日本未発売)のXPERIA mini pro SK17です。前モデルのXPERIA miniは購入していたので、今回は物理キーボードタイプの機種にしてみました。うまく言えませんが、わたしは高機能ではなくても小さいガジェットというのにものすごく反応してしまうようです。
早速、開封の儀です。
タッチスクリーンの保護フィルムが付属していました。写っていませんがコンセントの変換プラグがついてきました。
ナビゲーションキーはホームボタンだけが物理キーです。左側がバックキー、右側がメニューキーです。現在のメイン端末のGalaxy S2の配置と逆なのでちょっと戸惑います。
右側面の上側にボリュームスイッチ、下側にシャッターボタンです。シャッターは半押しでオートフォーカス、長押しで撮影します。
上側には電源/スリープボタン、microUSBポート、イヤフォンジャックです。
裏面はアールがついており手に気持ちよく収まります。スピーカー、カメラ、フラッシュが配置されています。
バックパネルを外して、SIMカードを入れてからバッテリーパックをはめ込みます。microSDカードスロットもあります。2GBカードが標準で付属しており、最大32GBのmicroSDカードを利用できます。
スライドして物理キーボードを引き出したところ地球儀アイコンで英数、日本語変換を切り替えます。標準で前モデルでは実装していなかったPOBox Touch(日本語)がプリインストールされています。思ったより使いやすいキーボードです。両手で持ちながら、親指でポチポチとタッチするのですが程よい堅さです。
Google Musicアプリを起動してみたところ。クラウド音楽サービスですからコピーする手間もなく便利です。
前モデルとのスペック比較
TFT モバイルBRAVIAエンジン |
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MSM8255 1GHz |
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720p HD録画 |
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連続待受時間:340h 連続通話時間:5h25m |
連続待受時間:360h 連続通話時間:3h30m |
前モデルよりも若干大きく、重くなっていますが、スペックとしてはかなり強化されています。数値ではわかりませんが、カメラは大幅に機能追加されているようで、720p HD動画撮影対応の他、フロントカメラ(30万画素)やスマイル自動シャッター、顔認識、赤目軽減、動画手ぶれ補正、タッチフォーカスなど。
ファーストインプレッション
前モデルのminiでも驚いたのは価格の割に全然安っぽくない仕上がり。今回はmini proですが、期待を裏切らず、むしろ高級機に見えてしまいます。サイズはやや大きく重くなっていますが、スペックは前モデルを上回っていますので動作やアプリはサクサクで快適です。
それからMore Locale2を入れなくても日本語セットが用意されていることに驚きました。ただフォントはCVJKなのでやや違和感がある文字もあるのは否めません。
物理キーボードが想像よりも本当に打ちやすいです。こんなに小さいキーボードですが、ちょうどよいキーピッチとボタンの堅さなので快適です。さすがに配置は慣れが必要になりますが、これはうれしい誤算でした。
2011/9/1追記
画面は小さいですが、各コーナーにはアプリを4つまで格納しておくことが可能です。このコーナーメニューはDock的な役割を果たしホーム画面をスワイプして左右に移動してもいつも四隅に出ている状態ですから常時アクセス可能なのです。なんと便利な!
各コーナーに4つのアプリを格納できるので最大16個のアプリをDockに入れておけるのです。また、各スクリーンには12個のアプリが配置可能なので各コーナーへの最大登録可能数と合わせると28個ものアプリを登録しておくことが出来ます。でも、コーナーに4つもアプリを登録しておいたら小さすぎて起動が大変では?ここにも工夫がされています。コーナーにタッチしてそのまま中央に指をスライドすると各アプリが拡大するのでそれを選択すればいいのです。
場所を覚えてしまえば、コーナーからそのまま起動したいアプリの方向へシュッとスワイプしてやるだけで起動が出来てしまいます。小さい画面を有効に使うための工夫が感じられます。アプリをたくさん並べる例ですが、よく使うアプリを各コーナーに登録しておき、スクリーンにはウィジェットをメインに配置してもいいかもしれません。
Xperia™ mini pro | Android keyboard smartphone – Sony Ericsson
Sony Ericssonのオフィシャルサイト(英国)です。XPERIA mini pro以外にも日本未発売の機種がたくさん紹介されています。