10月30日にドコモから発表されたので、早速、ドコモショップでmicro-SIMカード(正式名称はminiUIMカード)をnano-SIMカード(正式名称はnanoUIMカード)に切り替えて来ました。
ドコモではmicro-SIMとは言わずにminiUIMという名称ですので、miniというと通常サイズのSIMカードを連想してしまいますがショップでは落ち着いて対応しましょう。
ドコモショップに入店して「nano-SIMカードに切り替えたい」と申し出て、15分程度で完了し、無事にnano-SIMカードをゲット。ショップの店員さんはnano-SIMカードの切り替えは初めて(今日からなので当然ですが)でしたが予想よりはスムーズに対応されていました。
- SIMロックフリーiPhone5の技適マークの確認を求められました
- 発行手数料3,150円は年1回まで無料です。ただし、過去1年以内のSIMカードサイズの変更があれば通算されます。[2012年11月9日追記]11月8日にドコモから発表された「各種事務手数料の新設・改定について」により12月1日からは年1回までのカード発行に伴う手数料の無料は廃止され発行時に2,100円の手数料が必要になります。
- 不要となったmicro SIMカードの確認を求められます。
- iPhone5ではXiエリアでも3Gになってしまうこと、FOMAプラスエリアに繋がらないことの説明がありました。
- 実機テストが求められます。実際にnano-SIMカードをiPhone5に挿して3Gデータ通信と通話回線をテストされます。
- 切り替え前のmicro-SIMカードで使用している端末は使えなくなりますと説明があります(ドコモはnano-SIMアダプタの使用を認めてないので)。
ドコモのリリース資料にはiPhone5の記載がありませんが、ショップでは完全にiPhone5を前提とした対応。さすがにnano-SIMカードは小さすぎるせいか、店員さんは一回落として、トレイに入れるのも手こずってました(カワイイお姉さんだったので許しましょう)。
技適マーク確認や実機テストはこちらがリードしたので、全部店員さんに任せていたらもうちょっと時間を要したかもしれません。
ということで既にSIMロックフリーのiPhone5についてまとめていますが、念のためnano-SIMカードでも検証しました。やはり前回エントリと同じ結果です。
今後、nano-SIMカードがMVNO事業者へ卸されていくのかなと思いますが、メリットはないか、あってもごくわずかなので需要はかなり限定的だと思います。
ちなみに、nano-SIMアダプタを使ってiPhone4Sにいれてみましたが問題なく認識しました。
余談ですが
注文書に印字される内容を見るとわかりますが、ドコモ内のシステムがまだnanoUIMという印字に対応していないそうです。製造番号の頭2桁がAXからGDになっていますが、ジェムアルド製は本バージョンから変更になったようです。
iOS6.0.1にアップデートでLTE表示か?[2012年11月3日追記]
LTEスイッチはないもののステータスバーにLTEの表示が出たという報告があるようです。
残念ながら、わたしの環境では今のところ確認できていません。
- iPhone5 GSM A1429(香港版)
- iOS6.0.1
- ドコモ正規 nanoUIM
- moperaのAPN
- ドコモLTE圏内はドコモXi端末で確認済み
- ネットワーク設定リセット、再起動
ドコモのnanoUIM対応時期とiOS6.0.1リリースのタイミングから「対応して〜」というバイアスもあって邪推してしまいますが、店頭では「Xi回線は使用できません」と説明を受けましたし、アップルとドコモがそういう関係とも思えません。そもそも、まだ報告事例が少ないので確定かどうかもわかりません。何か進展があったら更新します。
iOS6.0.1でドコモLTEを掴みました[2012年11月7日追記]
当方のiPhone5でも確認できましたので別エントリにまとめました。