Kindle Voyage 開封と分解

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Kindle史上最高のKindleでしょう。その名も Kindle Voyage です。値段も史上最高なので当然といえば当然ですが。発売日初日に届きましたので開封と分解についてご報告します。

開封

史上最高値のKindleの割にパッケージや同封物はいつもどおりシンプル。Fire HD 6にすら付属していたACアダプターがないのはどうかと思いましたが。

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外観

iPhone 6 Plusと大きさを比較してみたところ。6インチディスプレーのKindleと5.5インチスマートフォンの比較ですが、高さはほとんど同じ。厚みと重さもほぼ同程度。

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Kindle Voyage 3G:162 mm x 115 mm x 7.6 mm/180g
iPhone 6 Plus:158.1mm x 77.8mm x 7.1mm/172g
Kindle 2014:169 mm x 119 mm x 10.2 mm/191g
Kindle Paperwhite:169 mm x 117 mm x 9.1 mm/215g

Kindle Paperwhiteとの比較

従来のE-Inkリーダーの上位モデルであるKindle Paperwhiteのスペックは上述のとおりですが、Kindle Voyageはひとまわり小さく、軽くて薄く進化しています。特に重量は30グラム以上軽量化されており文庫本を手にしているような感覚になります。

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 厚さは1.5mm薄くなっています。それまでのKindleはエッジからスクリーンまでに段差がありましたが、完全にフラットになりました。ディスプレイは強化ガラスでタッチ操作は非常に滑らか。

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背面はマグネシウムのカバーとなっていて高級感をグッと高めています。Kindleモデルとしては初めて電源ボタンが裏面に配置されました。個人的には、裏面の電源ボタンを手探りになってしまうので、操作しづらい場所になってしまったような気がします。

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ページめくりボタンの搭載

Kindle Keyboardまでのモデルをご存知のユーザにはおなじみですが、ページめくりボタンが復活しました。

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ただし従来の物理ボタンではなく、カーボンと銀を使用した圧力センサーになっています。誤操作が心配でしたが杞憂でした。少し強めに押し込まなければ反応しませんので誤ってページをめくってしまうことはありません。

タッチスクリーンが完全フラット化され、スワイプ操作がよりスムーズに行えるのでインターフェスとして必要だったのか疑問ではあります。ページ戻る操作のボタン位置が高いところにあるため、親指を伸ばせば届くような位置にないので実際に利用する機会はあまりないのかもしれません。

Kindle VoyageはKindle Paperwhiteのようなエッジからのアールはありませんが、薄くなっていることで角張って持ち手に突き刺さるような感覚は特にありません。

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ファーストインプレッション

冒頭のとおり史上最高モデルのKindleです。筐体のサイズ、重さ、フラットな強化ガラスのディスプレイとマグネシウム背面は従来の廉価版E-Inkリーダーのイメージを完全に払拭したハイエンドモデルです。

300ppiの解像度とマイクロエッチング加工が施されたディスプレイにより本当に紙の書籍と遜色ない水準に達しています。

ただしページ送りなどのパフォーマンスについてはKindle Paperwhiteから劇的な改善というわけではなく、個人的にはもうワンテンポ早く切り替わって欲しいところで少し残念です。

価格はキャンペーン情報つきのWIFI版でも¥21,480であり他社のE-inkリーダーと比較しても異様に高いです。満足度は高いですが、残念ながら従来モデルとコストパフォーマンスを比較すると二の足を踏むような端末です。購入検討される方は一度店頭で手にとってみることをお勧めします。

Kindle Voyageの濃いレビューについてはこちらが大変参考になりますのでご一読されることをオススメします。

分解(保証対象外となる行為です)

分解というよりは裏蓋を開けてみました。Kindle 2014やKindle Paperwhiteよりも簡単です。まずヘラなどで裏面上部ベゼルを外側に引っ張るように持ち上げます。

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固定されているマグネシウムのバックカバーの左右2箇所のネジを外します。普通のプラスドライバーです。そのままmicro-USBポート側(写真だと上側)にスライドさせます。

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端末上側から見たところ。

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端末下側から見たところ。

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Kindle 2014のような分解は、自分の技術では危険かなぁと思うほどびっしり隙間なく埋まっています。時間があればシリアルコンソールも挑戦しようかと思います。