一般販売が開始された『Pebble Time』を購入 iPhoneで使うための日本語表示対応など

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液晶が電子ペーパーでバッテリーが1週間持つというスマートウォッチの『Pebble Time』を購入しました。華やかさこそありませんが今後静かに広がる可能性のある第三の勢力かも知れません。

Pebble Timeとは

最大の特長はApple WatchやAndroidスマートウォッチと異なり、ディスプレイが常時点灯しながらバッテリーは1週間も稼働すること。スペックや詳細なレビューはこちらがおすすめです。

購入について

クラウドファンディング『Kickstarter』における出資者へのリワードとしていち早く入手された方もいますが、先日、一般販売が開始されていますので以下のサイトから購入可能です。上位版のPebble Time Steelの予約が開始されたばかりですのでお間違えのないように。

Pebble Smartwatch | Smartwatch for iPhone & Android

DHLで香港から発送され翌日には日本に到着しました。本体$199、DHL送料$25、輸入国内消費税1,000円、納税手数料1,080円なので現在の為替水準だと約3万円になります。

日本語住所を英語変換するサイトは以下を参考に。電話番号は市外局番号の「0」を取って「81」を付けるだけ。支払いはクレジットカードの他にPayPalも可能です。

到着・開封

Kickstarterリワードと異なり店頭販売を意識した中身の見えるパッケージになっていました。

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同梱物は本体、チャージングケーブル、クイックスタートガイド、安全情報と保証に関する説明書。ステッカーはリワードではなかったかも。

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Pebble Time外観

ブラックを購入。このほかにレッドとシルバーホワイトがあります。ベゼルはステンレスですがそれ以外はプラスチック素材。高級感というよりむしろ安っぽいです。

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裏側には充電端子があります。付属の専用チャージングケーブルで充電する必要があります。KickstarterのリワードではここにKickstarter Backerと印字されています。

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チャージングケーブルはマグネットで接続します。(個体差なのかわかりませんが)磁力が弱いようでポロッと取れやすい。安定した場所で充電するか、裏側を表にした状態で充電する必要があります。もともとバッテリーは数日間もつので頻繁な充電は不要ですが気になるところ。

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バンドは防水ということもありゴム製。定革・遊革にはPebbleのロゴ入り。着脱はバネ棒なしで指だけでも外せますし、市販の交換バンド(幅22mm)も装着できます。左側には物理ボタンがひとつ。長押しで「電源オン・オフ」、短押しで「戻る」が割り当てられています。

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右側の上下にあるのは移動ボタン(長押しで特定アプリを起動するQuickLaunchの割り当てが可能)。真ん中は決定ボタンです。

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よく見ると裏側は湾曲しています。このおかげで腕にしっかりフィットします。Apple Watchは心拍センサーが出っ張っているので腕に装着した時にケース全体が浮き上がって見えてしまいますよね。

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Pebble Timeは日本語非対応

Pebble Timeは残念ながらオフィシャルには日本語対応していません。ありがたいことに有志の方々が非公式パッケージを用意してくれています。しかし、iOSで使うにもこれをインストールするにはAndroidデバイスが必要になります。

ところが・・・先日、Firmwareが3.1から3.2にアップデートされ、それまでの日本語パッケージでは不具合が続出。FW3.2からダウングレードする手間も増えてしまいました。

安定して使いたい場合はFW3.1と日本語パッケージがおすすめ。とはいえ、やはり最新FWを使用したいので挙動が怪しい状態ですがFW3.2にさらに修正を加えた日本語パッケージで使っています。

今は @ichinomoto さん作の mplus05_JP を使わせていただいております。Androidでインストール後、iOSとのペアリングが結構なぞでリカバリ画面やアップデートに何度か遭遇したりと。辛抱強く前進するとBT、LEの両方でやっと接続出来ました。

いまのところ、再起動が発生する再現性のある操作は見つけていませんが、日本語が表示されるタイミングで2度ほどおきました(日本語が含まれる通知本文とミュージックタイトルが表示された時)。リカバリ画面へ突入したり、文鎮化は発生していません。

Pebble Timeについて

まだ3日間しか使用していませんがApple WatchやMoto 360よりも満足度が高いと感じたデバイス。ディスプレイの高精細さや生体センサーやGPS、NFCがないなど劣る部分も多いですが、腕時計として当たり前の役割を果たしていることと、操作が非常に簡単。タッチ操作のような先進性は体験できませんが、物理ボタンに割り当てられているのは決定、戻る、移動だけというシンプルさです。説明は要りません、そう「Pebble Time」ならね。

現在のところ購入ルートも限られ、日本語非対応のため決して一般受けするデバイスではありませんが、開発環境も整っており、文字盤やアプリも数多くリリースされています。今後が非常に楽しみなデバイスです。