Apple Watchからサーバーのロードアベレージ(システム負荷状況)を監視する

Loadaverage on Apple Watch

Apple Watchからサーバーの負荷状況を監視してみませんか?複数の作業をまとめてできてしまうWorkflowアプリを使います。

何ができるのか

Apple Watchのグランス表示からWorkflowを選択。複数のワークフローがある場合、自動でロールアップするので目的のワークフローが最上段に来たときにタップします。

Workflow app

アプリ画面が開きます。何もする必要はありません。登録されたWorkflowの実行結果を待つだけです。

Workflow app

Workflow app

指定URLから画像を取得して表示できました。

Workflow app

サーバー側での設定

@hitoriblog さん作のRubyスクリプトを使います。サーバー側でRuby環境が必要になります。またロードアベレージをグラフ化する際にgnuplotも必要になりますのでインストールしておきます。

logname、pngnameを自分の環境にあわせて変更しcronを設定します。

画像ファイルはhttpから取得できるフォルダに置いておきます。自分以外からもアクセス出来てしまうのでファイル名は適当に変更しておくとよいでしょう。

正しく動作しているかどうかはFTPアプリからも確認できます。サーバーにログインしてファイルを表示させてみたところ。

FTP on the GO app

cronで一定時間毎にloadaverage.rbを実行。uptimeの結果をログファイルへ書き出し、当日分をgnuplotでグラフ化して画像に保存します。最新状態がX軸の右端となります。

Workflowでの設定方法

アプリ起動し新規作成。ワークフローの形式は『Apple Watch』を選択します。

Workflow app

Actionsの左画面から『URL』と『Get Images from Input』を右側にドラッグ。『URL』にはサーバー側のPNG画像を置いた場所を指定します。

Workflow app

右上のギアアイコンからワークフロー名、アイコンの形、背景色の設定が可能です。ウォッチフェイスから直ぐにアクセス可能な『Show in Glance(グランス表示)』をオンにしておきます。Apple Watch側に同期されます。

Workflow app

WorkflowアプリはApple Watchの救世主か

Workflowはいろいろ出来すぎてつかみ所のないアプリではありますが、それだけに可能性は無限大。音声入力もできますし工夫次第でApple Watchでもその力を遺憾なく発揮してくれそうです。本当にすごいアプリだなこれ。

Workflow: Powerful Automation Made SimpleApp Store
FTP On The Go ProApp Store