音質にもの足りなさを感じるEchoデバイス。音は外部スピーカーに任せてしまえと潔くスピーカーを外したモデルの『Echo Input』がリリースされました。
残念ながら日本未発売(執筆時点)ですが技適取得済みのようなので日本での発売も間近(?)のような気がします。
米国に遅れること2ヶ月、2019年3月28日に日本国内でも発売開始されました。
開封と外観
シンプルなパッケージ。本体と付属品以外は何も入らないくらい小さい。
同梱品。本体、micro-USBケーブル、電源アダプタ(5W)、3.5mmオーディオケーブル、スタートガイド。
上から。中央にLED、マイクオフボタン、アクションボタン。マイクの穴が4個。
側面にはmicro-USBポート、3.5mmステレオジャック。
裏面はゴムで滑りません。各国の認証マークが印字されており、分かりにくいですが日本の技適マークもあります。
セットアップ
micro-USBケーブルで繋げば自動的にセットアップモード。Alexaアプリでデバイスの追加から簡単に設定できます。Echo Inputにはスピーカーがないので、BluetoothまたはAUXで外部スピーカーに接続します。
10年前以上のミニコンポにつなぎました。古いコンポなので赤/白の2股に別れたピンプラグを使用しました(コンポ側はAUXに切り替え)。
Echo Inputは日本未発売モデルですが普通に日本アカウントでログイン可能。もちろん日本語も認識しますし、日本語を話してくれます。
Echo Dotとの違い
Echo Dot(第3世代)は、音質が向上したものの、電源が専用アダプタになったり、サイズアップしてしまいました。
そのためマイカーでEchoデバイスを使用していたユーザにとっては、Echo Dot(第2世代)がシガーソケットから電源が取れてたし、カップホルダーにすっぽり収まるサイズ。これが第3世代で改悪されたため、Echo Inputはその代替になるかもしれません。
音声認識の性能
小さい筐体になったものの音声認識はEcho Dotと同程度だと思いますが、気になるのはマイクの数。Echo Inputは4つしかありませんが、Echo Dot(第3世代)をよく見ると同じ4つ。あれ?第2世代には7個あったはずなのですが・・・性能アップさせて数を減らしたということかもしれません。
価格
米Amazonでは$34.99のところ今は$19.99です(執筆時点)。Echo Dot(第3世代)は5,980円です。
Echo Dot(第3世代)の貧弱なスピーカーを考えれば、それを外したEcho Inputを購入して自分のお気に入りの外部スピーカーを使用するというのはありかなと思います。
日本でも発売されればさらに廉価で手持ちのスピーカーを使えるという手軽さはさらにEchoデバイスが拡大することになるかもしれません。