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[UPDATE2]Kindle4もシリアル接続できるっぽい?できました

Kindle4を分解してシリアルがとれそうなところを探しています。まず、分解はKindle2、Kindle3と新型がリリースされる毎に難しくなっています。最新版のKindle4の分解は困難を極めます。裏カバー側面4カ所に爪があり内側に押し込んでゆっくり持ち上げていきますが、バッテリーシールドの上部には強力な糊で裏カバーを固定しているのでなかなか外れません。またバッテリーシールドの側面4カ所にも裏カバー中央のあたりから出ている爪がしっかりと食い込んでいます。無理矢理開けたせいかもしれませんが、裏カバー側面4カ所のうち3カ所のツメが折れました。

このツメが折れても固定は問題ないレベルなので致命的ではありませんが、買った初日でしたから軽くショックでした。

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分解レポートはこちらのサイトで詳しくなされていますのでご参考まで。やはり、このサイトでも紹介していますが、裏カバーを破損せずに開けることは無理なのかもしれません。

基板やバッテリーシールドを固定しているネジも以前は普通の+ドライバーでしたが、Kindle4はT5ドライバーが必要になります。ただ、今回シリアル接続するためには不要のはずです。驚いたことに基板の各チップを覆うシールドは基板に直接ハンダ付けされ固定してあり厳重に守られています。とても自分に外せる代物ではないので直ぐに諦めました。

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シリアル接続はKindle2やKindle3では比較的わかりやすい場所に接点がありましたが、Kindle4は小型化されているため接点が非常に小さくてピッチが狭くなっていますし、これまでと違って目立たないのでどこにあるのかわかりません。Blog Kindleではバッテリー直下あたりがシリアルじゃないかと書いてありましたが、実際にはQRコードがプリントされている部分の接点だと思いますP2と印刷された囲みの中にある接点でした。

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拡大してみます。左奥がRxD、手前左がTxD、手前中央がGNDで反応がありました。手前左からTxD、RxD、GNDでした。

Kindle4-serial

ここにハンダ付けする技術がありませんので両手で押さえながら確認してみました。一応、従来のKindle2、Kindle3と同様にターミナル上には「Welcome to Kindle!」と表示されます。 [2011年12月17日追記]まともにコマンドが叩けなかったので思い切ってハンダ付けしました(想像してたよりは出来がよいかも^^;)。

再起動したログの最後の部分

k4-serial-success

リブートしてログを取ろうかと思いましたが、接点が小さすぎて両手で固定しても安定せずこれが限界。またこのログイン画面が出てもrootユーザのパスワードが不明なためシステムにログインすることはできません。というか両手が塞がっているのでキーボード操作は至難の業です。[2011年12月17日追記]ハンダ付けの効果は絶大。シリアル接続は安定感は抜群です。そしてrootでログインしたところです。rootユーザのパスワードを取得する方法が海外のKindleフォーラムに公開されています。

k4-terminal-root

起動ログで思い出しました。Kindle4本体のキーボードから”;dumpMessagesAll”というコマンドを入力すると簡単で手軽にシステムログを取ることが可能です。ホーム画面上に表示されますし、USBケーブルで接続すれば取り出せますので「シリアル接続は無理だけど興味はある」方は試してみてもいいかもしれません。

上から3つのファイルがホーム画面に表示されます

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まだKindle4のハッキング報告はされていませんが、シリアル接続はできそうなので時間の問題かもしれません。

分解するにあたってはAmazon.comの保証対象外になりますので試される場合は自己責任でお願いします。

謝辞

いつもお世話になっている @ichinomoto さんにシリアルラインの場所の違いを指摘頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。詳細は以下のサイトを参考にしてください。

こんなに汚れているiPhone4のホームボタン – 分解してわかったこと

iPhone4のホームボタンの効きが悪くなったと感じたことはないでしょうか?アプリを切り替えようとホームボタンをダブルタップしたつもりが、アプリが終了したり、ホーム画面やSpotlightへ移動してしまったりとイライラ。ちょっと前のデコピン方式、そして無水エタノール方式(効果は疑問視されています)等が話題になっていますが、一番確実なのは分解して掃除してみる!ということで挑戦してみました。

実は iPhone4ホワイトと職人とわたし のとおりホワイトiPhone4が公式リリースされる前にカスタムホワイト化していましたので、分解ついでにブラックに戻すことにしました。その過程とホームボタンの汚れ具合、アンテナが立たずに焦った話です。分解すると保証対象外になりますので自己責任でお願いします

Completed replacement

分解についてはiFixitのサイトを参考にしましたが、慣れないとやはり大変です。分解だけでなく、元に戻すための組み立ても必要ですから次の点に注意しました(職人作業の見よう見真似を取り入れて)。

  • ネジを落として飛散するのを防止するためにタオルの上で作業します。
  • CDケースを開けて両面テープを使ってネジとパーツの位置関係を再現しやすいように固定しておきます。CDケースなら休憩時に閉じておくこともできますので便利でした。
  • 位置関係を再現しやすいようにデジカメで撮影しながら作業しました。

iPhone 4 AT&T Repair Manual – iFixit
発売直後に分解レポートを公表する老舗サイト(英語)。綺麗な写真とステップ・バイ・ステップのインストラクション付きで解説されています。

デジカメでネジとパーツの場所を撮影しながら慎重に作業します。やっとの思いでフロントパネルを取り外すところまでたどり着きました。

Removed front-panel

ホームボタンは裏にスイッチが糊でついているのでそっと外します。案の定、周囲にホコリがたまっていました。拡大して撮影してみましたところ(ちょっとキモイ)。

Home Button

最後にちょっと焦った話を。組み立て終わって電源ONして起動するか確認します。ドキドキの瞬間です。起動しました、音も出ます、カメラ・フロントカメラも動作します、バイブも問題なさそうです。ホームボタンの効き具合が奇跡的な復活!よかった〜、と安心したのも束の間。SIMカードを入れてもアンテナが立たないではありませんか!

もう一度バラす覚悟を決めてバックパネルを外します。一番下にあるスピーカー・アンテナのモジュールをロジックボードに接続するコードの接続プラグが緩んでいました。しっかりと、でも慎重に入れて組み立て直し、祈りながらパワーボタンを押し込みます。

Antenna/Speaker at the bottom of iPhone4

問題なくアンテナも立ち通話もできました。そして、なんとカスタムホワイト以降機能しなかった近接センサーが効くようになりました。いろいろと予期せぬことが起こった分解作業で大変でしたが、より深くiPhoneを好きになれたような気がします。今秋と噂される次世代iPhoneが楽しみです。