TwiProwl2.0はAndroidユーザにとって神アップデートだった

Twitterのタイムラインを監視して、リプライやフォロー、お気に入り等の各種イベントをリアルタイムでプッシュ通知してくれるRubyベースのツールです。今回はバージョン1.6.9からのメジャーアップデートです。詳細はThe Weight – Release TwiProwl 2.0.0で確認できます。
※このエントリ書いている時点ではバージョン2.0.2になっています。今回の最大のポイントはAndroid版Prowlともいうべき、Notify My Androidにも対応していただいたことです。このアプリを使っているユーザは少なそうですが、Android端末でプッシュ通知を受けることができる非常に便利なツールです。

それからもうひとつ。iOSアプリのProwl、AndroidアプリのNotify My Android宛てに同時に通知ができるようになりました。外ではGALAXY S2をメインに、iPhone4をサブで使用し、自宅ではiPad2も併用しているので、iDeviceとAndroidへ同時に通知させることができるのは本当にありがたいです。

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TwiProwl2.0をさくらサーバー用にセットアップ

前バージョンのDM通知対応で認証方法を変更したことで、さくら用にtwiprowl本体のスクリプトにSSLのCAファイルを追加指定する必要がありましたが、今回のバージョンではそれも考慮されており、設定ファイルであるconfig.ymlで指定可能として汎用性を持たせていただいております。至れり尽くせりです。

設定ファイルの config.yml

LogDir: /tmp
Debug: false
Daemon: false #さくらスタンダードプランでは必ずfalseにします
# ProxyURI:
# CAPath: /etc/ssl/certs # for Debian
CAFile: /usr/local/share/certs/ca-root-nss.crt #さくら用にこれを指定

Prowl:
APIKey: Prowl登録サイトから取得する40字のAPIキー

NMA:
APIKey: Notify My Android登録サイトから取得する48字のAPIキー

Accounts:

Application: “Twitter”
NotifyMethods:
– “prowl” # Prowl for iPhone
– “nma” # Notify My Android for Android
User: hondamarlboro #ユーザ名
RateLimitThreshold: 20
UseProxy: false # <= use Prowl::ProxyURL

それから、twiprowl本体の1行目はRuby1.9が格納されているディレクトリを指定します。

#!/home/hogehoge/local/bin/ruby
# -*- coding: utf-8 -*-

最後の仕上げ

~/.twiprowl.pdbを削除して、twiprowlを実行し再ログインします。