例年、インクジェットプリンタはこの時期にしか使わないのですが、今年も同様。去年までは通常のヘッドクリーニングでインクの目詰まりが直っていたのですが今年は全く効果なし。思い切ってプリンタヘッドを丸洗いしてみたところ復活しました。
我が家のインクジェットプリンタの出動は年に1、2度。使う時はだいたいインク詰まりしてますのでノズルチェックパターンの印刷から始まります。で、この有様です。こんなに酷いのは初めて。Canon iP7500のインクは独立タンクで7色あり、今回は特にブラック系2つのカートリッジが重傷の様子。
プリンタのユーティリティ機能にあるヘッドクリーニングや強力クリーニングを何度繰り返しても全く改善せず。この操作の副作用としてインクが減ってしまうのですが、やり過ぎてインクカートリッジ交換サインが出る始末。
とりあえずプリンターカバーを開け、インクカートリッジを全て取り外し、プリントヘッドも外します。
ウェットティッシュでヘッド部分を拭きます。
これでも全く改善が見られないので思い切って丸洗いすることに。洗面台にぬるま湯を張りジャブジャブと。
プリントヘッドを水中で左右に振ったところシアン系のインクが、水中に糸を引くようにすぅーっと漏れてきました。ご覧の通り水の色が青白くなりました。プリントヘッド内で固まっていたのでしょうか。インク漏れが消えたところで終了。
一日置いて乾燥(特に基板部分は要注意)させ、残量がなくなったインクカートリッジを交換。ノズルチェックパターンを印刷すると、なんと!復活しました!!
この機種は2005年10月発売らしいので、おそらく7年ぐらいは使っています。複合機でもなく、無線LANにも対応してないし性能として最新機種とは比較になりませんが年賀状の宛名や裏面への写真印刷の用途であれば「プリント性能」はまだ十分いけます。
こうした丸洗いなどは(メーカー純正以外のインクを使っている時点で保証はありませんが)メーカーの保証規定外となり、プリンター本体に負荷をかける可能性がありますのでご注意ください。