iPad2 Wi-Fi 3G海外版で日本通信のSIMをテストしてみました。確認したのはiPhone4専用のtalking b-microSIMと音声なしのデータ通信専用のb-microSIM U300です。日本通信はいずれのSIMもiPad2での動作保証していません(2011年4月2日時点)のでご注意を。また、今回確認したのは海外版SIMロックフリーのiPad2です。今後ソフトバンクから発売される国内版(おそらくiPad1と同様にSBM以外の国内SIMロック)とは異なります。
SIMトレイの位置はアールに掛かって配置されているので取り出しにくいです。SIMイジェクトピンで押すと少しだけトレイが飛び出してきますのでツメで引き出します。
※SIMカードにはdocomoのロゴが印字されていますが、日本通信のSIMカードです。
b-microSIM U300
ステータスバーのキャリア名は”NTT DOCOMO”が出ます。残念ながら、やはり日本通信の音声なしSIMはアンテナ表示はされないようです。
SIMカードを入れたら設定画面のモバイルデータ通信でAPNを入力します(日本通信のホームページ参照)。速度は何度か計測しましたが想定通りでした。
talking b-microSIM
キャリア名は同じく”NTT DOCOMO”が流れ、こちらはアンテナ表示が出ます。
talking b-microSIM用のAPNを入力(日本通信のホームページ参照)し計測してみました。iPhone4専用のSIMカードですが同程度の速度が出ています。
NTTドコモの定額データ通信SIMカードでも確認しました(アンテナ表示あり)が、4月1日から提供を開始したminiUIMに変更できるのかなぁ等と思案中です。iPadは海外版にも技適マークがありますのでminiUIMの発行は受けられるはずです。またテザリング機能はありませんので定額料金内になるのではと思っています。ただ、今のところドコモから料金と対象機種については詳細な発表がなされていません。
iPadの第2世代機種。3月11日に米国で先行発売が開始され、3月25日に世界各国で発売されました。日本では発売が延期されています。今回購入したのは米国AT&T版のiPad Wi-Fi 3G 32GB Whiteです。
まずは開封の儀です。パッケージにプリントされているホワイトiPad以外は特にiPad1との違いはないように思います。内容物も本体の他、USBケーブル、ACアダプタ、インスト、シール、SIMイジェクトピンです。

内容物にちょっとした違いがありました。SIMイジェクトピンの形状が若干異なっています。左側が従来のiPhoneやiPadに付属するイジェクトピンです。角張っているのがわかると思います。右側はiPad2のピンです。丸味を帯びていますね。しかし、どちらでもSIMの取り出しは可能でしたので実質的には違いがないように思います。
すでにいろいろなレビュー記事で紹介されているとおり、上下左右のバックパネル側のアールが強くなり、ホールド感がiPad1よりしっかりとしていて心地いいです。パワーボタンやUSB端子、回転ロックスイッチ、ボリュームボタン、SIMトレイがこのアールにかかるように配置されています。操作しにくいという方もいるようですが、わたしはそれほど不便さは感じません。ただし、SIMトレイは非常に出しにくいです。ピンが折れるかと思いました。
ファーストインプレは、すでに多くのブログ等で紹介されているとおりすばらしいです。それほど軽量化は図られていませんが、3分の2ほどの厚さになっただけでずいぶんと持ちやすく、軽く感じるようになりました。あとはホームボタンの押した感触が柔らかくなっていて操作しやすくなっています。
また、米国版ですが電磁的表示方法にて技適マークが表示されています。また、iOS4.3から実装された隠し機能であるマルチタッチ・ジェスチャーはXcodeに接続しデバイス登録することで有効化できます。

iPadはいよいよ第2ステージへ!
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