生まれ変わったReeder3.0はこれからのアプリ

iPhoneの定番RSSリーダーアプリのひとつReederが3.0へバージョンアップしました。個人的には、今回のバージョンアップで3.0となったものの(設定が初期化されて驚きましたが)新たなReederとなって再登場したという印象です。これからのアップデートに期待したいところです。

Reeder 3.0.6
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生まれ変わったReeder

バージョン2.5.4から3.0へとアップデートされ、設定画面がアプリ内に移動したことや、マルチアカウント対応、あらたな外部サービスとの連携追加、ジェスチャー操作などはあるものの、開発元が記すように完全に書き直されたアプリです。

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記事表示の範囲選択からシェア

Readability機能またはWebViewで表示中の記事について範囲選択した部分をシェア出来るようになりました。連携可能な外部サービスは増えたものの、Twitterではソースが取得できなかったり、Evernoteは相変わらず保存しか出来ないようです。


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期待が大き過ぎたのか

RSSリーダーとして不動の地位を築き上げたReederのメジャーアップデートとあって、私自身がかなり前のめりになっていたためでしょうか、ReederらしいデザインやUI、軽快さは健在であるものの、前回アップデートからの経過した時間と今回の改善・機能追加を比較すると物足りなさを感じてしまいました。

  • Facebook投稿がなくなった(次期アップデートで追加予定だそうです)
  • 記事表示画面からスワイプで記事一覧へ戻ることが出来るのに、フィード一覧へは戻れない
  • ツイートがiOS経由になって重たくなった
  • 記事タイトルのフォントの大きさが変えられない(大きすぎる)
  • 片手で操作することが多いiPhoneに2本指ジェスチャーは・・・

特にSylfeedの比較では

いつの間にかわたしのRSSメインアプリがReederからSylfeedへ移っていましたが、今回のバージョンアップを受けてもまだまだSylfeedの優位性は揺るぎありません。徹底的に片手で操作することを考えられたUI、圏外をカバーする先読み機能、豊富な外部サービス連携。たとえば、Evernoteへ保存する際、Reederはタグ付け、ノートブック指定はできませんが、Sylfeedならそれに加えてコメントもまで付記することまでできてしまいます。

Sylfeed 2.3.4
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リーダー機能だけじゃない! Sylfeedの意外な使い方 あらゆるサイトでEvernoteの範囲選択クリップや投稿機能を使い倒す

これからが楽しみなアプリ

今回は生まれ変わって再登場したに過ぎません。バージョン3.0ではあるものの、これからのアプリです。前バージョンの高い完成度をさらに進化させて欲しいと思います。

てことで、まだまだSylfeedがメインですねぇ。