4月24日の発売に迫った Apple Watch を直営店で試着してきました。iPhoneと違ってサイズやバンド、カラーバリエーションが多いので予約注文前に実機に触れておきたいところです。
身に付けることになるバンドの装着感は重要になります。試着は直営店のみで予約制になっており、以下の公式サイトで申込みができます。
▼このサイトにアクセスして、ストアと日時を選択するだけです。Apple IDで予約しておきます。
▼予約が完了するとメールが届きます。あとは時間までに予約した直営店へ行くだけです。
▼あらかじめ Apple Storeアプリで試着したいタイプをお気に入りに入れておくと、その場で説明しなくても準備してくれるので時間節約になります。アップルストアに到着したらアプリを起動してチェックインしておきましょう。
試着で確認したかったのは、鏡面仕上げステンレススチール、38mmケースと42mmケースの違い、5つのバンドの質感です（安っぽい Sports と 高価過ぎる Edition はもともと選択肢なし）。
ステンレススチールケースの鏡面仕上げ
鏡面仕上げは主張しすぎかとも思いましたが、手に取ってみると意外に普通。ただ、リアル腕時計はポリッシュ仕上げでもあそこまでピカピカしていないのでキズがどれくらい目立つか気になるところ。
38mmと42mmのケースサイズ
自分の手首周りは17cmと細身なのでサイズは38mmかとも思いましたが、試着してみると意外に小さく逆に不自然なくらい。腕時計だと文字盤径とその外側にベゼルがあるのでちょっと勘違いしていました。成人男性であれば42mmでよいと思います。
スクエアケースに違和感あるかもと思いましたが、ケースサイズが42mmだと38mm径のメンズサイズ程度なので気になりませんでした（文字盤の仕上げなどは別の話）。
バンド
カラーバリエーションは全て用意されていないようなので、バンドの種類で興味のあった４種類を試着しました。
▼まず、38mmケースにしかないモダンバックル。バンドの長さはバックルを子穴で調整。マグネットでワンタッチで装着。外す際はバックル両脇のプッシュボタンでカンタンに外せます。レザーのしっとり感はあるものの、細くて厚みがなく頼りない感じ、男性というより女性用を意識したモデルのような気がしました。
▼次に、42mmケース用のレザーループ。定革部分に6時側バンドを通し、折り返して手首に巻き付けます。レザーの中にマグネットが仕込んであるので無段階で長さが調節できます。レザーというよりラバーバンドのような印象。キャタピラのような感じで違和感ありました。
▼そして、42mmケース用ミラネーゼループ。6時側バンドがなく、12時側バンドを6時側のエンドピースを通して手首に巻き付けるタイプです。レザーループと同様、マグネットが仕込んであるので無段階で長さが調節できます。ステンレススチールの重厚感がありつつ、あまり「鉄」の感触もなく軽くて試した中では一番良かったです。
▼最後に、42mmケース用リングブレスレット。ケースと一体感がありオフィスでのスーツシーンには一番合いそう。腕時計の一般的なブレスで重量あります。バックルは両開き。外す際は両サイドのプッシュボタンをつまむだけです。長さ調節が独特で、コマの取り外しが工具不要で指の爪だけで出来てしまいます。
バンドの全体的な印象としてはバンドの価格が高すぎませんか？ということ。執筆時点でモダンバックルが30,800円（税別）、リングブレスが54,800円（税別）。フィット感とか装着しやすさはさすがですが、ブランド時計並みの価格にちょっと驚きました。時計本体とほぼ同じ値段ですし。
実機で操作性を確認
試着できるApple Watchはデモモードしか確認できないのでディスプレーの操作はできませんでしたが、ディスプレー用とは別にテーブルに固定されたApple Watchが展示してあり実機に触れることが可能です。
購入の前に試着を
ファッションアイテムとしてバンドを利用シーン別に取り替えて楽しむのもありですが、スポーツバンド以外は結構なお値段です。装着方法や質感はそれぞれ異なります。また、バンドの長さのサイズもありますし、購入を検討されている方は、予約の前に試着されることをお勧めします。
なお、当日担当してくれたスタッフの方からは、当面は店頭での販売はなく、予約注文はオンラインのみ。今予約しても6月頃の納品になるとの説明でした。やはりAppleの爆発力はすさまじいですね。