およそ3年遅れて製作を開始した『週刊マクラーレンホンダMP4/4』は、いよいよ最終号の第70号を迎えました。予感通り終盤に来て1号分の作業量が増えましたが、最終号はさらなる作業負荷が増加。前編、後編に分けました。
第70号を組み立てる(モデルの完成前編)
プレートラベルを切り取り、エンジンブロックに取り付けたターボチャージャーに貼り付けます。説明書ではIHI Japanの文字が読めるように貼り付けていましたが、これは上下逆のため直します。
プレートラベルを切り取りメインボディのシートベルトフックの中央に貼り付けます。予選で使用した5号車、決勝で使用した2号車のシールが用意されていますが、決勝で使用したシャシーナンバー2番を貼り付けました。
前号で組み立てたリアロールフープをメインボディに瞬間接着剤で取り付けます。
いよいよボディに貼り付けるデカールが登場しました。いわゆるデカールと違っているようで、一旦貼り付けて剥がすタイプのようです。
貼り付け位置のガイドが点線で付いているので迷うことがありません。ただし気泡は大敵。ティッシュペーパーで押し出します。範囲が広いので神経を使います。
説明書では最低6時間以上完成させる必要があります。
剥がします。一旦貼り付けて乾燥後に剥がす作業は初めてです。ちゃんと剥がれるのか心配でしたが問題ありませんでした。
Shellのデカールも貼り付け、アウトレットパネルを取り付けたところ。Marlboroのロゴがないのは寂しい・・・McLarenロゴはあっても良さそうですが、古いロゴなので使用を認められなかったのかもしれません。
ウィンドシールドを取り付けます。これも意外ですが、瞬間接着剤だと白化する可能性があるため両面テープで貼り付ける感じです。
前号でシールを貼り付けたテールライトにレンズを貼り付けて完成させます。
パイピング作業がまだあるとは・・・ギアボックス左脇のパイプにクリアワイヤを通してラインラベルで4箇所結束します。
フィラーカバーパネルに左右アンテナを取り付けて、トップボディに取り付けたリアロールフープの内側に瞬間接着剤で取り付けます。傾けてスライドして差し込む感じなのでキルスイッチが破損しないように注意します。
シートにシートベルトを固定したところ。切り欠けの部分から通して裏側で両面テープで固定します。
説明書にはありませんが、タイヤは皮むきしてディティールアップを図りました。左側がサンドペーパーで皮むきしたタイヤ、右側がオリジナルの状態です。
前後輪の各タイヤにエアーバルブを瞬間接着剤で固定します。
最終号の前半はここまでです。最終号で怒涛の作業量となっています。