クラウドファンディングのKickstarterで2015年3月に出資した超小型のヘッドフォンアンプ『UAMP』のリワードが届きました。
やはりというかもう驚きませんが予定よりも1年遅れで届きました。Kickstarter出資案件ではとってもありがちです。もちろん、状況のアップデートは逐次報告が上がってはいました。
音質の向上に欠かせないアンプですが、最近では据え置き型ではなくポータブルアンプもたくさん流通しています。このUAMPはそれを小型にしたもの。スマートフォンと持ち歩けば高品質なミュージックがいつでもどこでも楽しめるというコンセプトで、オーストラリアのスタートアップが開発したデバイスです(私はAU$65を出資)。
同梱物。本体の他、充電用ケーブル、3.5mmステレオケーブル(ロング、ショート)、専用ポーチ、ステッカー。
筐体はとってもコンパクト。43mm四方の高さ10mm、重さは24グラム(全て実測)。音量のプラスとマイナス、充電用のmicro USBポートと初期化ボタンが見えます。色はシルバーとブラックがありますが、私はシルバーを選択。梨地加工してある筐体は質感がよいです。
長細いボタンは電源のオンオフ、イコライザ(カスタマイズ可能)の切り替え、バッテリー残量チェックを行います。天面には4つのLEDがあり、色でEQモード、数でバッテリー残量を通知します。入出力のポートがそれぞれあります。
裏面。間違えないように入出、出力の表示があります。普通にねじ止めしているあたり、ちょっと分解したくなりますがやめておきます。
UAMPをスマートフォンとの間にかませてヘッドフォン等で音楽を聴きます。肝心の音質についてですが、iPhone付属のイヤフォン、BOSE SoundSport in-ear headphones(有線)、SONY XBA-A3で試してみました(音源はCDからAppleロスレスで取り込み)。
UAMPありの場合、ボリュームが多少大きくなった程度で、立体感や透明感など音質が良くなったのか?については正直、違いがわかりませんでした(音源、イヤフォン、聞き手によって結果は変わるのでしょうけど)。
さすがにこの値段と大きさで劇的に高音質にするのは難しいのかもしれません。