Kindle Softwareがアップデートされバージョン2.3.3となった。ツイッター上でこの一報を聞きつけて真っ先にワイヤレスをオフ。フォントハックを当てている状態で自動アップデートが始まってしまうと文鎮化するので、このアンインストールが完了するまでの暫定処置。シリアルコンソール接続できるようになったとはいえ、自らを追い込むようなことはしたくないので文鎮化を待つことはやめて手動でアップデートした。
<注意喚起情報>
Kindleのハックは非常に危険です。同じハックのインストール/アンインストール方法によって文鎮化したり、異なるハックの組合せ等によっては初期状態のファイルを失い工場出荷状態に戻せないリスクがあります。またハックした状態で”Restore to Factory Default”した場合やSoftwareの自動更新でも文鎮化しますので注意が必要です。いかなる事象に対しても当方、または掲載するツールの開発元およびサイト運営者による保証は受けることができません。完全に自己責任です。自己責任とは文鎮化した際に潔く米Amazonでもう一台注文する覚悟があるということです。
今回、非常に危険なことをしています(自分ではしたと思っています)。以下のハックを当てていますがフォントハックだけをアンインストールしてKindle Software Update Version 2.3.3を手動でダウンロードのうえアップデートを試みています。
- update_ufh_icustom+p_install-k2i_20100202.bin (@ichinomoto さん)
- Sans/Serif/Mono各種を自作フォントに置き換え
- anti-bunchin (@ichinomoto さん)
- news_auto_downloader-0.3 (@moyashi さん)
- usbnetwork23-0.10
結果、まったく問題なくアップデートは終了しました。一応、シリアルコンソール接続してアップデートするログを監視しながらの作業でしたが拍子抜けするほどあっさりと。
アンインストールすることなく適用済みのままのハックを動作確認した。usbnetworkによる母艦からのUSB経由でのroot接続は可能で、news_auto_downloaderも再起動させることもなくdownload_list.txtのフィードを自動でダウンロードしてくれた。anti-bunchinはあいにく発動させていないので不明。以上、あくまで自分の環境と今回の2.3.3へのアップデート内容においては問題ない(あるいはまだ顕在化していない)という結果です。
さて心配なのはZIFケーブルがすでにボロボロで接触不良になりつつあること。予備はあるけれども、さすがにこうも寿命が短いといくらあっても足りないので、早速本日(昨日か)ネット上で基板等を注文してみたり。ハンダ付けに挑戦する予定です。