EZwebメールのリアルタイム受信やiMessage、FaceTime等のサービス追加が発表されました。ソフトバンク版iPhoneユーザからは「何をいまさら」という声が聞こえてきそうですけど、発売してからおよそ半年の対応は意外に早かった、というよりも一気にココまで対応したことに結構驚いています。
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3月8日、KDDI社はApple社のiSO5.1リリースにあわせて「iMessage」「FaceTime」「国際ローミング時の事業者選択機能」が利用可能になったことを発表しました。
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Eメールでの絵文字送受信 – 2012年1月27日対応済み
あまり話題になっていませんが・・・
Eメールのリアルタイム受信 – 2012年3月13日対応済み
3月13日に設定方法が公開されました。まだ開始時刻や方法は公開されていませんがEZwebメールのプロファイルをインストールした時と同じような作業が必要になるのではと思います。
【iPhone 4S】Eメールアドレス設定ガイド（再設定手順） | iPhone | au
ちょっと面倒なんですがたしかにリアルタイムに受信し、ロック画面にも通知されることを確認しました。
旧アカウントと併存しますが、旧アカウントを削除してしまうと以前のメールが見られなくなります。
プッシュ通知させるためには設定からメールの受信方法を「プッシュ」にしておく必要があります。
自動転送設定を使って疑似プッシュ通知をさせている方は、そのままですとプッシュ通知が重複すると思いますのでこちらを参考にどうぞ。
KDDI版iPhone4S EZwebメールのリアルタイム受信に備えて自動転送を解除する方法
iMessage – 2012年3月8日対応済み3月中対応予定
iOSユーザ同士のテキスト、写真、ビデオのやりとり、MMS機能を統合したサービスです。
iOS5.1にアップデートするとiMessageを有効化できるようになります
iMessageはキャリアプロファイルで設定がオフになっていますので、以下のようなアップデートが配信されるはずです。あるいはiOS5.1の正式リリースが予定されていますので、そのアップデートに最新のプロファイルが含まれていると思いますにより対応いたしました。ただしiMessageのMMS機能はまだ対応していません。
iMessageは以下のサイトが良くまとまっているように思います。
わかりにくいと評判のiOS5「iMessage」を超ていねいに解説してみた(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース
Facetime – 2012年3月8日対応済み3月中対応予定
WIFI環境下でのビデオチャットです。iMessage同様にキャリアプロファイルで設定がオフになっていますのでこのアップデートが配信されるはずです。こちらもiOS5.1で最新プロファイルが含まれているのではないかと思いますおり対応いたしました。ただし、国際SMSが未対応の様子で電話番号を利用したFaceTimeの受信は出来ないようです。
国際ローミング時における事業者選択機能 – 2012年3月8日対応済み3月中対応予定
au版iPhoneを海外で使用し数十万円のパケット通信費を請求された事例が複数報告されています。購入時に説明されるはずですが海外ダブル定額と勘違いしてそのまま海外で利用されてしまうのでしょう。これはKDDIというよりもApple側の問題で、KDDIだけではなくCDMAキャリアの場合はキャリアを手動で変更するための設定項目がないのです。
SIMロックフリーiPhone4Sの設定画面
これを手動でキャリアを変更できるようになると海外渡航先での高額パケット通信費を請求されることも回避できます。ただし、SoftBankが始めた当時苦労していたように、それでも手動変更せずに高額パケット通信費用が請求される事例もあり、その後、海外渡航先でキャリアを切り替えるようにリマインダーSMSを送るなどの工夫をしています。KDDIもこうした細やかな対応を取り入れてサービスインして欲しいものです。
さて、3月8日リリースのiOS5.1へアップデートすることで国際ローミング時の事業者選択が可能になりましたが、設定項目の「キャリア」は海外渡航先でGSM圏内でないと表示されません（国内だと検証できません）。ちょっと分かりにくいのですが、設定＞一般＞ネットワークから「音声通話ローミング」をオンにして、「データローミング」をオン、GSM事業者に接続する場合は「グローバルCDMA」をオフにします。そして設定＞キャリアの「自動」をオフにしてキャリアを選択します。
海外ダブル定額の対象事業者を確認するにはAppStoreの専用アプリを使います。海外渡航前に確認しておきます。
GLOBAL PASSPORT 2.8
旅行, ユーティリティ
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起動して渡航予定先を選択すると対応キャリアが表示され、対応状況を確認できます。
KDDIの海外パケット定額、対応地域が国内キャリアで最多に – ITmedia +D モバイル
MMS – 2012年3月中対応予定
EZwebメールはIMAPメールで3月13日からリアルタイム受信に対応しますが、その直後にMMS対応するということなのでしょうか？IMAPメールはメールアプリですが、MMS対応するとメッセージアプリを利用できるようになります。EZwebメールアドレスは同一だと思いますのでIMAPメールから切り替えることを想定しているのでしょうか。
国際SMS – 2012年3月中対応予定
あまり利用することはなさそうですが、VoIPアプリ等で国際SMSを利用してアクティベーションするケースもありますので待っていた方もいるかもしれません。SMSはパケット通信ではないためGSMとの互換性という問題もあったのだと思われます。
ビジュアルボイスメール – 2012年3月中対応予定
購入時にレビューしたとおりですが、何気に嬉しい対応です。しかも今のところ追加料金を徴収しようとする様子もありません。SoftBankはiPhone基本パック（税別475円）に含まれるサービス（単体では「留守番電話プラス」で税別300円）です。確かに、定額パケット使用料はSoftBankが安いですが、この料金を加算すると実質KDDIともほぼ変わらない水準になると思います。
（注：KDDIのパケット定額料金は2012年2月以前はキャンペーンで税込み4,980円でした）
KDDI版iPhoneは留守電話をタップすると1417へダイヤルします。
これがビジュアルボイスメール対応しているSoftBankと同様になりますので、録音された内容を受信してセンターへ電話しなくても聞くことが出来るようになります。iPhone内にデータが残りますのでセンターの保存期限を気にする必要もありません。
さらにサプライズはあるのか？
冒頭のとおり、昨年10月に発売して半年でここまでフルサービスに近い対応をそろえることになり、ちょっと驚いています。ただ、選考しているSoftBankに追いついたに過ぎません。さらにもう一声欲しいところで、設定にあるモバイルデータ通信の使用状況にある「テザリング」が気になっています。サプライズはあるのでしょうか？
