MyShortcuts+Viewer – 通知センター経由のランチャー機能をスマートに実現

App StoreにMyShortcuts+Viewerのバージョン1.1がリリースされ、今回追加されたリマインダ機能がヤバ過ぎます。通知センター登録ランチャー系アプリの決定版かも。Iconizerすら軽くなぎ払われた感じです(正式アプリ名称は”MyShortcuts+Viewer”ですが”MyShortcuts”と呼びます。App StoreにはMyShortCutsという全く異なるアプリが存在します。別物なので購入の際にはご注意を)。

MyShortcuts+Viewer 1.6
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MyShortcutsはiPhoneのカメラロールに保存されている写真やクラウドにあるファイルを直接開くことができるアプリでしたが、今回のバージョンアップで「リマインダ機能」が追加されました。これを活用すると、通知センターからカンタンにアプリを起動するランチャーとして使うことが出来ます。

MyShortcutsが優れているところ

同じような機能を持つIconizerがあるじゃないか?と思われる方もいるでしょう。わたしもいくつかのエントリで紹介しています。しかし!このMyShortcutsは特に以下の点がIconizerにはない特長があります。

  • ホーム画面にアイコンを作成する必要がない(Iconizerはアイコン必須)
  • 通知センターから消してしまっても再登録が簡単(Iconizerはアイコン削除してしまうと最初からやり直し)
  • 登録したタイトルとURLスキームは一元管理されるので再編集も簡単(Iconizerは最初から作業)
  • 通知センターからの実行履歴は重複しない(Iconizerは設定オフにしないと履歴がたまる)
  • アプリ側のリストから削除すると通知センター側からも消えるので個別に削除できる(Iconizerは不可)
  • MyShortcutsに登録できるURLスキームが準備されている(Iconizerは起動のみ)

Iconizerではいろいろ面倒だった作業がスリム化され、かつ再登録・編集できる一元管理が嬉しいです。MyShortcutsへリマインダ追加のURLスキームが備わっているのもかなりポイント高いです。

STEP1: MyShortcutsにリマインダーを登録してみる

MyShortcutsの「リマインダー」タブからボタンをタップして、タイトルとURLスキームを入力します。時刻は自動的に現在時刻に設定されていますのでそのままにします(リマインダーを通知センターへ表示する機能を使っているため)。

サンプルはiMemoryGraphというアプリでメモリークリーニングをするURLスキームを入力しています。

iMemoryGraph 1.8.2
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入力後に「保存」すると、iMemoryGraphが起動しメモリークリーニングが実行されます。え?これで完了。MyShortcutsのリマインダーリストに追加されます。

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実行後には通知センターへ先ほど入力したタイトルが追加されます。

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このリマインダーを消去しても、上記のリストから編集で開き、再度「保存」をすることで簡単に通知センターへ再登録することができます。

再編集する場合は、リマインダーの時刻を現在時刻はそれより前の時刻を設定すると通知センターへ直ちに登録させることができます。バージョン1.2より「NOW」が追加されましたので、これで現在時刻に合わせることがカンタンになりました

カメラロール-1598

いかがでしょう?Iconizerのようにホーム画面へアイコン追加は不要ですし、設定画面から実行履歴のオンオフするような手間もありません。また、URLスキームの再編集・通知センターへの再登録がとても簡単にできます。

STEP2: お気に入りのアプリを使ってEvernoteへ簡単に保存する

リマインダ機能を使って通知センターから起動するQuickEverもありますが、普段使っているアプリからEvernoteへ投稿したいもの。わたしの場合は、FastEverとPostEverを利用しています。FastEverのURLスキーム(fastever://)をMyShortcutsを使って通知センターから起動、投稿するとこんな感じです。

FastEver – 素早く簡単にEvernoteにメモ 1.9.10
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Evernoteへ投稿したいテキストをコピーして、通知センターからFastEverを起動します。

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FastEverが起動しますので貼り付けます。あとは編集して送信するだけです。PostEver(URLスキームは”postever://”)だともっと高度な編集が可能です。

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STEP3: MyShortcutsへリマインダー追加するURLスキームを使ってみる

MyShortcutsへリマインダー追加するためのURLスキームがありますので、ブログなどで公開、共有する時には便利です。詳しくは、開発元である @unitkay さんのリリースノートを見てください。

MyShortcuts 1.1をリリースしました | Unit Kay’s Blog

たとえば、上記のiMemoryGraphの例を使うとMyShortcutsのリマインダー追加URLスキームは以下の通りです。iPhoneからタップするとMyShortcutsに登録されます。

myshortcuts://addreminder?title=Memory%20Clean&url=iMemoryGraph%3A%2F%2Fgo

その他、コールバック関係のパラメーターも用意されているのでかなりマニアな仕様にすることが可能です。

バージョン1.2ではリマインダ一括削除のURLスキームが追加されました。
myshortcuts://clearreminder?autocallbackurl=戻りURL

STEP4: MyShortcutsとMyScriptsを組み合わせて使う(Evernote編)

MyScriptsとMyShortcutsとの組み合わせは本当にすばらしいです。コワイぐらい。

MyScripts 2.5
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まず、MyScriptsのスクリプト編集画面から上記で紹介したリマインダ追加URLスキームを生成するスクリプトを登録します。@unitkay さんのツイートに含まれている”tinyurl.com/7l54kzj”をクリックすると、MyScriptsが起動しますのでそのまま保存します。

次に、リマインダー登録したいスクリプトを開きます。今度はコピーしたテキストをPostEverに貼り付けた状態で起動するスクリプトを使ってみます。PostEverは同じノートに書き込んだ履歴が簡単に残せるのでライフログを記録するにはぴったりのアプリで気に入っています。

PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに 2.6.0
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MyScripts用スクリプト『PostEver』の登録はこちらを使います(iPhoneで開いてそのまま保存してください)。

MyScriptsから「PostEver」スクリプトを開き、メニューの「スクリプトを実行」からリマインダーに登録を選びます。一瞬、MyShortcutsに遷移しますが、すぐにMyScriptsの元の画面に戻ります(コールバック関数でリマインダ追加後にMyScriptsへ戻るよう設定しているためです)。え?と思いますが、これでMyShortcutsへのリマインダーが追加されました。

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念のためMyShortcutsのリマインダーリストを確認してみると確かに追加されていました。デフォルト設定では2分後に通知センターにリマインダー通知されるようになっているので、2分経過を待つか、編集からリマインダ時刻を現在時刻より前にして「保存」して強制発動させるかすると、通知センターへ登録されます。

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Evernoteへ投稿したい部分をコピーして、通知センターからPostEverを起動すると、クリップボードの内容が貼り付けた状態で起動してくれます。

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STEP4: MyShortcutsとMyScriptsを組み合わせて使う(ブラウザ編)

App StoreにChrome for iOSがリリースされ、それ以外のサードバーティー製のブラウザもいままで以上に注目されると思います。いくつか過去のエントリで書いていますが、MyScriptsを使って好きなブラウザで開きまくることが可能です。従来はIconizerとの組み合わせで紹介していましたが、MyShortcutsが断然お勧めです。

MyScripts用スクリプト『Open in Sylfeed』の登録はこちらからMyScriptsへ保存して、ブラウザのURLスキームを変更保存します。

あとは、Evernote編と同様に「リマインダーへ登録」を実行するとMyShortcutsへリマインダーが追加されて準備完了です。

個人的にお勧めなのはSylfeedです。RSSリーダーではありますが、Evernote等のクラウドサービスとの連携や、Facebook、Twitter、はてなブックマーク、Delicious等のSNSサービス連携が可能なブラウザとしても使えます。

リーダー機能だけじゃない! Sylfeedの意外な使い方 あらゆるサイトでEvernoteの範囲選択クリップや投稿機能を使い倒す

Sylfeed 2.3.4
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サードパーティ製ブラウザの留意点をまとめましたのでご参考まで。

Chrome for iOSをキッカケに考えたブラウザのセキュリティ

STEP5: MyShortcuts URL Generatorを使って登録する

@unitkay さんが提供してくださったMyScriptsからスクリプト実行URLをMyShortcutsに渡す「リマインダーに登録」をアレンジして、スクリプトのタイトル変更、(2分後ではなく)即時実行して通知センターへ登録できるようにしました。

MyScripts用スクリプト『MyShortcuts URL Generator』の登録はこちらをiPhoneから開くとMyScriptsが起動しますので、そのまま保存します。

登録したいスクリプトを開いた状態から「スクリプトを実行」してMyShortcuts URL Generatorを選択します。

デフォルトではスクリプトのタイトルが設定されていますが、MyShortcuts用に登録前に変更できます。

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OKボタンをタップするとMyShortcutsに登録され、そのままリマインダー通知されます。同時に通知センターへも登録されます。

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開発者の皆様へお願い

@unitkay さんのMyScriptsはアプリ間連携が貧弱なiOSの泣き所を見事に補ってくれるアプリです。開発者の皆様、どうかURLスキーム実装のご検討をお願いいたします。

MyShortcuts+Viewer 1.6
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App StoreにはMyShortCutsという名称のアプリがありますが全く別物なのでダウンロードの際にはご注意を。

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