むか〜し昔にVHS録画したF1中継のビデオテープをビデオキャプチャーでダビングし、その動画をRaspberry PiでシャープのIGZO液晶で再生しながらディアゴスティーニ『週刊マクラーレンホンダMP4/4』を製作しています。
もともとは同様に模型の製作中にデジタルフォトフレーム化して雰囲気を盛り上げていたものですが、やはり当時の動画の方がテンションが上がります。
VHSテープからデジタル化するのは手軽にダビングが出来るI-O DATA『アナ録(GV-VCBOX)』を使いました。再生するビデオデッキと外部ストレージをつなぐだけの手軽さです(MPEG–4 AVC/H.264、720×480、60fps)。
これをRaspberry Piから再生し、シャープIGZO液晶パネルへ出力したところ以下のような縦長の表示になってしまいます。アスペクト比が正しく読み込まれていないのか原因は不明です。
強引ですが以下のようにオプションで座標を指定し、背景は黒にしています。
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$ omxplayer --win 60,0,1860,1200 --blank filename.mp4 |
結果的に以下のように表示されます。
画質は、約30年前のVHSテープであり、かつ3倍速で録画していたため粗々です。せめて等倍で録画していればと悔やまれますが・・・しかし当時のCMなどもあって十分楽しめます。
週刊マクラーレンホンダMP4/4の製作もそこそこに動画に夢中になるという本末転倒な状況になることもありますが、飽きてきた組み立て作業時には良い気分転換になっています。