日本のAIスピーカー元年。ついに日本にもGoogle Homeがやって来た!音楽を再生したり、天気を聞いたり、富士山の高さを尋ねたり、ニュースを流したり。しかし、音声で家電を操作してみたくありませんか?え、そう思いませんか・・・ま、いいでしょ。
Google Homeはスマート家電の制御にも対応していますが、残念ながら日本では対応機器がほとんどありません。そこで学習型リモコンの『IRKit』の出番です。
IRKit側の設定
IRKitがあればGoogle Homeに接続するための特別な設定は必要ありません。ifttt.com サービスで使用する際にclientkeyとdeviceidが必要になりますので以下の公式サイトを参考に取得しておいてください。
IFTTTでの設定
IFTTTアプリまたはブラウザでAppletを作成します。Google Assistantを選択し“Say a simple phrase”を選びます。
Google Homeへ音声でどのように指示するかを決定します。いくつか代替となる命令も指定可能。入力を受け付けた際の応答メッセージも指定できます。言語はJapaneseに設定しておきましょう。
続いてWebhooksを設定します。
以下の通り入力します。
URL | https://api.getirkit.com/1/messages |
Method | POST |
Content Type | application/x-www-form/urlencode |
Body | clientkey=xxxxxx&deviceid=xxxxxx&message={信号} |
これでAppletの完成です。あとはGoogle Homeへ命令するのだ!
古くて新しい『IRKit』
IRKitの発売時に衝撃を受けてから3年。未だに重宝するガジェット。Amazon EchoでもSiriでも使える優れもの(Siriはhomebridge経由で)。後継のRemo NatureはKickstarterのリワードとして受け取ってから未開封なので今度試してみたいと思います。
音声による家電コントロールは便利なのか
Google HomeもSiriもAmazon Echoも未来感はあるものの「そんなに便利じゃねぇよなー」というのが正直な感想。一番のネックは百発百中じゃないところ。音声コマンドを正しく認識してもらえない場合はものすごいストレス。リモコンはやはり必要だし、室内灯なんかは壁のスイッチでオンオフした方が早かったり。
とは言うものの日本語対応はいいものだ
慣れない英語でのストレスに比べれば日本語が通じるのは本当にありがたい。年内にはAmazon Echoもリリースされるし、これで日本も本格的な対応家電が出てくるのではと期待します。
そんな便利じゃないなぁーと思いつつも、声で家電を操作するのってワクワクしちゃうんだな。不思議と。