防水対応と 7インチ大画面で魅力度アップ『Kindle Oasis（第2世代）』購入レビュー

天高く馬肥ゆる秋。Kindleの季節となりました。Kindle Oasisの名前はそのままに後継機種が発売されましたのでビューしたいと思います。

高級なKindleって必要なのかと毎度思ってしまうのですが買ってしまいますね。でも今回のKindleはハッキリ言って「買い」ですよ。結論を言ってしまいましたが、では開封から。

と、その前にNew Kindle Oasisは正式にはKindle Oasis（第9世代）となっていますが、分かりにくいので本エントリでは「第2世代Oasis」と記載させていただきます。

実は、発売日は10月31日だったはずですがその前日の30日に届きました。プライム会員なのでクロネコヤマトを期待していたのですが配送業者が良い噂を聞かないデリバリープロバイダ。これ発売日の31日に届くのか？と不安だったのですが逆にフライングで届けてくれてました。

開けるといつもの感じで本体が収まっています。本体の下にはmicro-USBケーブルなどが入っています。

同梱物はいつもの通り。本体、micro-USBケーブル、重要なお知らせ、スタートガイド。

ページ送りのボタンは初代Oasisと同じ。

micro-USBポートは本体下部に移動したようです（初代Oasisは電源ボタンと並んで上部に位置）。その横にはバッテリーインジケーターのLEDがあります。

電源ボタンは本体上部に位置。

バックカバー。初代と違ってガンメタ調のアルミのフレームで高級感があります。初代と同様、グリップ部分が厚くなっており持ちやすいです。

初代Oasisと比較してみましょう。

7インチになって大きくなっていますが、厚さは初代と同程度。重さはカバー装着状態と比較しないと意味がありませんが、思ったよりは重量は感じさせません。重心のバランスが工夫されているのかもしれません。

初代と第2世代を並べてみました。7インチの大画面は見やすく大変良いです。

公表されているスペック表ではわかりませんが、CPUかメモリが強化されたのか、ページ送りの速度がやや改善され、設定画面やストア内の画面遷移、キーボード入力のレスポンスがだいぶ良くなってと実感します。

Kindle Voyageにあった機能ですが初代Oasisではなくなっていました。第2世代Oasisで復活したようです。

Kindle初の防水です。IPX8等級ということで『深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されています』とのこと。

やはり初めての時って怖いですね・・・恐る恐るバスタブに沈めてみました。

濡れても全然平気でした。ページ送りもしっかり反応しますが、画面に水が触れる勢いでタッチセンサーが反応してしまうようです。動画も撮影してみましたのでご覧ください。

入浴中に読書される方は重宝するかもしれませんね。そういう方はとっくに防水のタブレット端末を所有してそうですけど・・・

第2世代Oasisでも有効でした。

従来と同様です。画面の対角線の角を同時にタップするだけです。撮影が成功すると画面が白黒反転します。ストレージにPNG形式で保存されるのでPC接続してドライブモードにして取り出します。

ライブラリでマンガがシリーズ巻数が表示されるようになりました。マンガのタイトルの左下の円の中に巻数が表示されます。

ホーム画面ではこのような表示になります。マンガの『キャプテン』は左下に15という数字が表示されます。一方、マンガではない『三国志』（１）〜（８）や『樅の木は残った』の上中下巻はまとめて表示はされません。表示してくれてもいいのに・・・

マンガのタイトルをタップすると次のように表示されますので読みたい巻が見つけやすくなりました。ソフトウェアアップデートで他のモデルにも対応するのではないでしょうか。

画面上で長押しすると円の中央に読書位置が％表示され左右の矢印が出ています。これを右にスワイプ＆ホールドすると連続で前ページに戻っていきます。スピードはインジケーターの幅で調整できます。

設定のディスプレイオプションから「拡大」表示を選択すると画面上部のステータスバーのバッテリーインジケーターの左横にバッテリー残量が％表示されるようになっていました。

やはり言語を英語にしないと有効にならないようです。Bluetoothのみ対応でKindle Audio Adapterは反応しませんでした。

致しません。

高いけど買いでは？画面が大きくなって見やすくなった点、防水対応した点はKindle Voyageが初代Oasisへ進化した時よりも分かりやすく「買い」のポイントと言えます。こんな高いの誰が買うんだ？と思いますが現在入荷待ちですって・・・人気あるんですね。