New iPad WIFI+4G(US版SIMロックフリー)の開封と気になるLTEについて

3月16日主要国で同時発売となったNew iPadですが、本日US版が届きましたので、その開封と気になるドコモLTE回線の対応状況などをレビューしてみたいと思います。なお、後述しますが、日本通信のbmobile fairでアンテナ表示が立つことを確認しました。

US版の購入について

US Apple Online Storeで『iPad WIFI+4G 32GBブラック(AT&T版)』を購入し、転送サービスを利用しました。合計で約73,500円(1USD=85円換算)になります。

本体 US$729
リサイクルフィー US$6
税金 US$65.61
転送サービス $42
消費税 1,700円

開封:外観

国内のオンライン予約分も同じような段ボール箱に入っていたと思います。

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アップル製品は開封がもっとも興奮する瞬間のひとつですね。

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WIFI+4GにはSIMイジェクトピンが付属しています。

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SIMスロットはiPad2と同じ左上の側面の場所にあります。WIFI版との違いのひとつは裏側上部が黒いベゼルであることです。

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iPadの方がiPhoneよりもSIMカードを取り出しにくいのですが、イジェクトピンが貧弱なのでiPhoneのものを利用しています。

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SIMスロットにはLTE対応のAT&T micro SIMが入っています。このSIMカードはアメリカ国外でも3Gであれば使用することは可能ですが国際ローミング使うことになるため非常に高額な料金プランになります。

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ただ、アメリカ国内で使用するにはアクティベーションがカンタンなのでアメリカへ出張される方には重宝されているようです。

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ということで開封終了。設定を済ませて起動するとRetina Displayの美しい画面が現れます。

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iPad、iPad2、New iPadの比較

初代からiPadを並べてみました。全てUS版です(あんたも好きねぇ・・・)。

左から初代iPad、iPad2、New iPad
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ボディの最も目立った違いは厚みでしょう。厚さは初代が13.4mm、iPad2は8.8mm、New iPadが9.4mmです。iPad2とNew iPadを比較するとほんの少しですが厚みが増しています。また重量が初代が730g、iPad2が613g、New iPadは662gです。

New iPadはiPad2から若干厚みと重量が増していますが、LTEやRetina Dispaly、A5X等の消費電力が増しているのですが連続使用時間は10時間(WIFI使用時)と前モデルと遜色ないレベルを保つためにバッテリー容量を70%増しにしていることを考慮すると、むしろよくこの程度に収まったなぁというのが率直な感想です。なお、バッテリー容量をアップしたことで当然充電に要する時間は長くなります。

左から初代iPad、iPad2、New iPad
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ちなみに、外箱の比較です。初代が大きいですが、iPad2とNew iPadはほとんど同じ大きさです。

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下から初代iPad、iPad2、一番上がNew iPadです。New iPadの箱が角をくるむ部分に隙間がなく丁寧な仕事(?)になっているかもしれません。

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高速通信「4G」という呼称について

New iPadの「4G」についてちょっと気になっていました。4Gは光ファイバー並の通信速度という意味の「第4世代移動通信システム」を意味しますが「LTEは3.9Gだよね?ソフトバンクのHSPA+は3.5Gじゃないの?」という疑問があったので調べてみました。

実は2010年12月に国際電気通信連合(ITU)が正式に認めていて、アメリカではこの呼称でマーケティングが行われているようです。ただ、個人的にはどうしても違和感があるのでこのエントリではLTEと呼ばせていただきます。

4Gは、まだ定義されていないが、この技術の前身である、LTEやWiMAX、および現在展開されている当初の第3世代システムに比べて性能と機能において相当な水準の改善を提供するような発展した3G技術に対しても適用してよい

ITU、LTEとWiMAXの「4G」名称使用を公式に認可–「発展した3G技術」も認可対象に – CNET Japan

Newsroom • Press Release | International Telecommunication Union

New iPadのLTEについて

US Apple Storeのスペックを見ると、「LTE(700MHz、2100MHz)」とあったため淡い期待はしていました。ただ、スペック発表後に「FCC通過の対応バンドが違う」「AT&Tが買収を予定していたT-Mobile社のAWSという特殊バンドの表記方法(1700MHz/2100MHz)をくずして書いているのではないか」等の情報が出ていたので、ドコモのXi回線は諦めていました。

米AppleホームページのNew iPadのスペック表
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既に検証記事もあるようですが、実際に試してもやはりダメでした・・・残念

AT&T micro SIM(LTE対応)が入った状態だとモバイルデータ通信に「LTEを有効にする」という項目が表示されています。

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ドコモXi回線SIMでは残念ながら「LTE」項目の表示は出ませんでした。

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ドコモ回線では、Xi(miniUIM)でもFOMA(miniUIM)でもテザリング可能です。

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現在、New iPadでLTEを使用できるのはアメリカ国内だけですが、アップルが各国のLTE方式・周波数(FDD/TDDとバンド)にあわせて投入するのも大変な気がするのは素人考えでしょうか。国内でまともにLTEを提供できるのはドコモ1社だけ(ソフトバンクの900MHzはHSPA+)なので、日経ビジネスの記事「ドコモ、来年夏にiPhone参入:日経ビジネスオンライン」に期待してしまいます。

日本通信『bmobile fair』での動作確認

b-mobile Fair(1GB micro SIM パッケージ)のmicro SIMで動作確認しました。iPad2ではアンテナ表示がゼロでしたが、New iPadではしっかりとアンテナが立っています!以前、U300を使用した際にもアンテナ表示がゼロだったので、MVNOの音声通信がないデータ通信専用のSIMカードとはそういうものかと諦めていたのですがこれは朗報です。

New iPadにbmobile fairのmicro SIMを入れたところ
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同じくiPad2
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ただ、bmobile fairでのテザリングは機能せず。モバイルデータ通信のAPN設定で「インターネット共有」に必要情報を入力しても保存されないため左側ペインに「インターネット共有」のメニューが表示されませんでした。設定方法が違っているとは考えにくいですが。なにか対処方法があるのかもしれません。

カメラのシャッター音

海外端末はマナーモードにするとカメラのシャッター音が消えます。この例外は日本とカンボジアだけです。グローバル企業のアップルも日本市場向けにカメラ撮影時とスクリーンショット撮影時に強制的にシャッター音を鳴らす仕様にしています。iPadはスマートフォンと違ってカメラ撮影の頻度も少ないでしょうし、室内での使用がメインのはずなので携帯電話同様の自主規制は不要かと思います。

US版のNew iPadを確認しましたが、マナーモードでシャッター音は消えました。スクリーンショット撮影時ももちろん無音です。

「New iPad WIFI+4G(US版SIMロックフリー)の開封と気になるLTEについて」への12件のフィードバック

  1. 教えて頂きたいのですが、テザリングは新しいiPadだけですか?iPad2もですか?

  2. いつもありがとうございます。残念ながらiPad2(iOS5.1)では今のところテザリング出来ません。New iPadのみ対応しています。

  3. いつも楽しく拝見させていただいてます。

    私も教えていただきたいのですが、米国からの転送サービスどこをお使いですか?
    いつも頼んでいるところよりもかなり安いので、よろしければお知らせください。

    新ipadで日本通信のmicrosimでのテザリングを楽しみにしてたので、できないのは残念です。

  4. 遅ればせながらEXPANSYSにて購入しました。テザリングですが、[APN設定]-[モバイルデータ通信]で「ユーザ名」「パスワード」を設定すると、[インターネット共有]側に設定したAPN情報が消えてしまうようです。docomo純正SIMなのにテザリングできずに試行錯誤してたのですが、moperaの「ユーザ名」「パスワード」を設定していたのを削除してみたら、インターネット共有が現れました。これってバグ?既出でしたら、情弱ってことで。

  5. いつもありがとうございます。多分バグなんでしょうかね。ユーザ名とパスワード入力の省略可能になっているのはiPhoneでも同様ですね。ただ、iPhoneの場合はユーザ名とパスワードを入力しても消えずに残ります。

  6. 初心者ですみません。USで売っているi padは設定で日本語表記になるのでしょうか?(上記の写真を拝見するところ日本語表記でしたので)。また、日本でも問題なくお使いになられていますか?

  7. 設定の言語環境から日本語に変更可能です。またUS版であっても日本での使用には支障ありません。

    ただし、LTEは使用できなかったり、3G回線はドコモやソフトバンク、または日本通信のようなMVNO事業者との回線契約が必要になります。さらに、不良品で交換が必要になった際には日本モデルとの交換になるようです。(自己責任という点で)相応の知識が求められますので、現在、日本にお住まいであれば国内モデルの購入が良いと思います。

  8. 日本にオーストラリアより一時帰国します。New Ipadをこっちで買い、日本で使う場合、必ず、DOCOMOないし、SOFTBANKへの加入が必要なのでしょうか?こっちでは、レストラン、カフェなので、WIFIのネットがつながりやすく、今回Ipadを利用して、スカイプで電話、OR ネットでHOTEL予約など日本でできたらと思うのですが。ご返答お待ちしております。

  9. docomoやSoftBankと契約する必要はありません。空港で受け取り可能な日本通信のVisitor SIMなどはいかがでしょうか?その他、ヨドバシSIMなど店頭で購入できるものもあるようです。ご参考まで。 http://www.bmobile.ne.jp/english/index.html

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