検索ハブのリモート検索ハブ機能を使ってiPhoneからiPadのブラウザを開くための備忘録です。YouTubeへ投稿していた動画にコメントをいただき、エントリにするのを忘れていたことに気が付きました。
動画をみると分かりますが、iPadのブラウザで開きたいURLをiPhoneからiPadへ渡して、iPad側で開くだけです。検索ハブにはリモート機能(Webサーバー)が備えられており、同一ネットワーク内にある端末に対してこのようなことができます。
MyScriptsの設定
受取る側の検索ハブに渡されたURLをSafariで開くためのMyScripts用Scriptsを作ります。
MyScripts 2.5
仕事効率化, ユーティリティ
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MyScripts用スクリプトに適当なタイトルを付けて、
encodeURI(TEXT);
としてカミナリマークで保存します。これを検索ハブのカスタムエンジンに登録します。登録する際は”myscripts://run?title=タイトル&text=_Q_”にしておきます。ただ、今は検索ハブでJavascriptも登録できるので、”javascript:window.open(‘_Q_’)”としても問題ないはずです(これを思いついた時の検索ハブのバージョンにはなかった機能)。
検索ハブの設定
iPhone側は設定から「リモート検索ハブ(発信)」について
有効:オン
リモートアドレス:192.168.X.XXX ← iPadのIPアドレスを指定
ポート番号:8080
とし、「バックグラウンド監視」で
監視有効:オン
にします。
iPad側の設定から「リモートからの接続」について
有効:オン
ポート番号:8080
とし、「リモート検索ハブ(着信)」について
検索エンジン:最上部の検索エンジンで検索
としておき、MyScriptsのスクリプトを登録した検索エンジンを最上部に移動させておきます。
検索ハブ 3.3
辞書/辞典/その他, 教育
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リモート操作してみる
iPhone側でURLをコピーします。検索ハブがクリップボードを監視していますので、コピーされたURLを検知してリモートでiPadへ発信します。受け取ったiPadの検索ハブは最上部のカスタムエンジンに登録されたMyScriptsを実行します。MyScriptsはURLをエンコードしてhttp://〜の形で実行しますのでSafariが起動することになります。