2014秋のKindle祭り第2弾はAmazon初となる6インチ型タブレット。新たにエントリモデルとして加わったFire HD 6を早速レビューしたいと思います。
開封
New Kindle同様に大きなダンボールで到着。
同梱品にはACアダプタも付属。
Kindle 2014との比較
New Kindleとの比較。Fire HD6の幅が16mm短いものの、重さはKindleの190グラムに対して290グラム。コンパクトで持ちやすいが重量感があります。
Kindle 2014 ・・・169mm x 119mm x 10.1mm
Fire HD 6 ・・・169mm x 103mm x 10.7mm
Fire HD6 タブレットの外観
解像度は1280×800(252ppi)。下側にはポートやスイッチ類はなし。左側にボリュームボタンのみ。フロントカメラあり。
上側に3.5mmイヤフォンジャック、マイク、micro-USBポート、電源ボタン。USBポートが上にあるのは珍しい気がします。
バックカバーはKindle同様にプラスチック。Kindleほどの安っぽさはないけど・・・スピーカーとカメラ(200万画素)がついています。カラーはブラックのほかホワイト、ピンク、シトラス、ブルーの5種類。
Fire OS 4.1
初回起動。キャンペーン情報付きですが初回起動時は広告なしのロック画面が表示されました。ロック解除は右から左へスワイプします。
キャンペーン情報は(おそらく)ロック画面のみに表示されます。初期設定が完了されるとこんなかんじでロック画面表示毎に違う広告が表示されます。今のところAmazonコンテンツに関する広告のみのようです。
初期設定の言語選択画面。なんかフォントが中華っぽいのが気になる・・・この画面だけではなく全体的に中華フォントっぽく、かつフォントの線が細い。
Kindle2014はかろうじてアカウントの紐付けがWIFIネットワーク接続時に自動で行われましたがFireタブレットは手動です。
Fireタブレットシリーズで採用されるカルーセル型メニュー。iOSやAndroid等のスマートデバイスには見慣れないAmazonのカスタマイズUIです。
アプリだけでなくアクセスしたコンテンツも画面中央に横一列に並ぶのでこれを左右にスワイプして選択します。その下側には関連アプリ等が表示されます。一番下にはドックがありアプリを固定して配置できます。
画面下から上にスワイプするとアプリ一覧が表示されます。
アプリはAmazon Appstoreから。AndroidベースのOSのためapkファイルを直接インストールする方法もありますがセキュリティ上おすすめできない方法です。
キーボードはフルキーボードのほかテンキーも実装。日本語IMEも割と優秀。
アプリに関しての注意
Amazon公式ページのレビューの中に気になる点が指摘されていました。Amazon AppstoreのパズドラがFire HD6にはインストール出来ないというもの。解像度の問題なのか不明ですが対応デバイスではないためにインストール不可のアプリがあるようなので注意が必要です。
まとめ
フルHDではないにしても画質は十分キレイだし、クアッドコア(1.5GHz x2 + 1.2GHz x2、1GB RAM)なのでパフォーマンスももたつきなどなく問題ありません。
8GBタイプなら11,800円。これを安いと思うかですが。。。FireタブレットはGoogleのPlayストアがないためアプリをインストールする前提で購入すると、Amazon Appstoreのラインナップの少なさに落胆することでしょう。
Fire HD7は16,280円、Fire HDX7は19,800円、Fire HDX8.9は40,980円。上位機種に手を出すには値が張って躊躇されていた方、まずはエントリモデルのHD6でFireタブレットの癖を知る、そんな方に向いているような気がします。
Fireタブレット全般に言えますが、これは普通のタブレットPCではありません。Amazonコンテンツを思いっきり楽しみたい方のためのデバイスなのです。